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平川亮のアルピーヌF1テスト就任の背景「彼が自分の実力でつかんだもの」トヨタ/TGR加地氏が経緯を明らかに

 年明け早々に飛び込んできた、平川亮(TOYOTA GAZOO Racing/TGR)のBMW アルピーヌF1チームでのテスト兼リザーブドライバー就任、そしてF1日本GPの金曜日フリー走行出走のサプライズ発表。昨年はテストやFP1でマクラーレン、そしてハースで現役F1マシンを走行させた平川がどのように今季、F1でアルピーヌに所属することになったのか。今季、春名雄一郎氏(ラリー担当)と共にTGRグロ...
F1

角田裕毅の参加が決定! 佐藤琢磨、岩佐歩夢の豪華コラボのオートスポーツweb20周年F1トークイベント、追加募集スタート

 オートスポーツとオートスポーツwebは、2025年1月11日(土)、日本最大のカスタムカーイベント『東京オートサロン2025』の会場(幕張メッセ/千葉県)内で、F1スペシャルトークイベント『autosport 60周年 & autosport web20周年記念トークイベント HONDA F1 “New generation after 60 years”』を開催します。...
2024年F1ニュース

フェラーリF1の選手権2位に「苛立ち」を語るバスール代表。「戦略と信頼性の改善」にはチーム再建の実感も

 フェラーリF1のチーム代表フレデリック・バスールは、チームがシーズン中盤の不振から立ち直り、シーズン終盤には本格的な勝利候補となったことを「非常に誇りに思う」と語った。 バスールは歴史あるチームを率いてわずか2年目にして、チームのあらゆる分野において大きな進歩がみられていることを明らかにした。そして、わずか14ポイント差で決まったコンストラクターズ選手権での惜敗について、「苛立ち」を言葉にしてい...
F1

平川亮がマクラーレンからF1 FP1に初出場「すべての作業を計画どおりに進められた」チーム代表も貢献に感謝

 2024年F1アブダビGPの金曜、マクラーレンのリザーブドライバーを務める平川亮が、フリー走行1に出場、オスカー・ピアストリのマシンで走行した。19週の走行後、平川が走行内容と感想のコメントを発表するとともに、チーム代表のアンドレ・ステラも平川の走りを称えた。 WEC世界耐久選手権においてTOYOTA GAZOO Racingに所属する平川は、現在マクラーレンF1チームのリザーブドライバーの役割...
2024年F1ニュース

ハミルトンがメルセデスF1でのラストレースへ。2024年アブダビGPは別れの多い週末に

 ちょうど一年前、2023年アブダビGPを終えたF1では、同シーズン最終戦後にドライバーが誰もチームを離れることがないという史上初のことが起こり、2023年の最終戦に出場した20人のドライバー全員がシートを維持した。 対照的に、今年ヤス・マリーナ・サーキットで開催されるレースでは、多くの感動的な別れ、そしておそらくはF1との決定的な別れがいくつか見られることになるだろう。 もっとも意味を持つ別れは...
2024年F1ニュース

メルセデスのハミルトン「ペナルティ2回&パンクで最悪のレースに」ラッセルは「なぜ速さが消えたのか分からない」

 2024年F1カタールGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは4位、ルイス・ハミルトンは12位だった。 予選最速タイムを記録したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がペナルティにより降格されたことで、ポールポジションからスタートしたラッセルだが、1周目にふたつポジションを落とし、ファーストスティントは3番手を走行。23周目という早いタイミングでタイヤをミディアムからハードに交換、さらにピ...
2024年F1ニュース

ジャック・ドゥーハン、アルピーヌから最終戦アブダビGPに出場へ。オコンはハースからテスト参加が可能に

 12月2日(火)、BWTアルピーヌF1チームは、2024年シーズンの最終戦アブダビGPにおいて、エステバン・オコンに代わってリザーブドライバーのジャック・ドゥーハンが出場することを発表した。 今シーズン、ドゥーハンはアルピーヌのリザーブドライバーを務めてきた。その過程でフリー走行1回目にも何度か参加しており、8月には2025年よりアルピーヌからF1にフル参戦することが発表された。2024年F1第...
2024年F1ニュース

ルクレールの“少しラッキーな”2位で、フェラーリがタイトルの望みをつなぐ。サインツは不運なパンクで後退/F1第23戦

 2024年F1カタールGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは2位、カルロス・サインツは6位という結果だった。 ルクレールはスタート直後にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)を抜き4番手に上がったが、その後、抜き返されて、ファーストスティントは5番手を走行。しかし、ジョージ・ラッセル(メルセデス)やピアストリとは異なり、セーフティカー出動中にタイヤ交換を済ませることができたため、ルクレール...
2024年F1ニュース

ノリスの黄旗無視がタイトル争いに影響「チームには謝ることしかできない」フェルスタッペンの告発には不快感を示さず

 2024年F1カタールGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは10位、オスカー・ピアストリは3位という結果だった。 3番グリッドスタートのノリスは、1周目に2番手に上がり、首位マックス・フェルスタッペン(レッドブル)を追う展開に。ノリスは57周のレースの44周目まで2番手を走行。しかし、ノリスは、ダブルイエローフラッグに対して減速しなかった件で審議対象になり、10秒のストップ&ゴー・ペナルティ...
2024年F1ニュース

フェルスタッペン、不利を覆し、全周リードで勝利「ドライで勝ててうれしい。とにかく楽しめた」ペレスはSC中にスピン

 2024年F1カタールGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、シーズン9勝目を挙げた。セルジオ・ペレスはリタイアに終わった。 フェルスタッペンは、予選最速タイムを記録したものの、Q3のクールダウンラップ中に、規定より遅いペースで走行し、それが不必要な行為だったと判断されて、1グリッド降格ペナルティを受け、決勝は2番グリッドからスタートすることになった。 偶数グリッドについたフェルス...
2024年F1ニュース

オコンがアブダビGP前にアルピーヌから離脱か。最終戦でドゥーハンをデビューさせるプランが進行中と代表が発言

 F1カタールGPの週末、アルピーヌは最終戦アブダビGPで、エステバン・オコンに代わって来季レースドライバーとなるジャック・ドゥーハンを走らせる予定であるとの報道がなされた。アルピーヌF1チーム代表オリバー・オークスは、それについて話し合いをしているものの、まだ確定していないと語った。 オコンは2024年末でアルピーヌから去り、2025年にはハースF1チームに移籍することが決まっている。アルピーヌ...
2024年F1ニュース

角田裕毅、レースペースの悪さに苦しみ13位「スタートで大きく浮上も入賞圏内にとどまれず」チームは苦戦原因を分析へ

 2024年F1カタールGP決勝を、RBの角田裕毅は13位でフィニッシュした。 14番グリッドからミディアムタイヤでスタートし、1周目に10番手にポジションを上げた。スタート直後のアクシデントにより導入された1回目のセーフティカーを経て、リスタートの5周目に9番手に上がることに成功。しかし10周目にはケビン・マグヌッセン(ハース)に、13周目にはピエール・ガスリー(アルピーヌ)に、14周目にはフェ...
2024年F1ニュース

フェラーリ、タイトル争いでさらに不利な状況に「スタートを決めて、マクラーレンの前に出る」と予選5番手ルクレール

 2024年F1カタールGPの土曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはスプリントで5位、予選では5番手を獲得した。 ルクレールはスプリントを5番グリッドからスタート、1周目にルイス・ハミルトン(メルセデス)にかわされて6番手に落ちた。しかし、タイヤを使いすぎたハミルトンがペースを落とし、ルクレールは全19周の13周目にポジションを取り戻し、18周目にファステストラップを記録して、5位でフィニッシュ...
2024年F1

角田裕毅の強い味方/ハミルトン、宇宙飛行士の訓練機に搭乗/ノリスの男気【SNSピックアップF1第23戦(2)】

 データと戦略でレース展開はレース前に大方決まってしまうのが現代のF1だが、マクラーレンのランド・ノリスが魅せた人間味あふれる行動から、スポーツのおもしろさを再認識させられる土曜日となった。その後の予選も白熱したタイム更新合戦が見られ、見応えのある1日に。SNSの話題を土曜日の様子を中心にお届けする。●角田の強い味方 体力、精神力ともにハードな3連戦を乗り越える上でストレスとの付き合い方は非常に重...
2024年F1ニュース

ラッセル予選2番手「フェルスタッペンとのニアミスで、最速ラップのチャンスが消えた」:メルセデス/F1第23戦

 2024年F1カタールGPの土曜日、メルセデスのジョージ・ラッセルはスプリントで3位、予選では2番手を獲得した。後に、予選トップのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が1グリッド降格ペナルティを受けたため、ラッセルは繰り上がり、決勝をポールポジションからスタートすることになった。 スプリントでは、1周目にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)に抜かれて3番手に。その後、ラッセルはピアストリの1...
2024年F1ニュース

フェルスタッペン、低速走行の違反でポールから降格に「ノリスとアロンソの邪魔になるまいとした。不運な状況」

 2024年F1カタールGPの予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、スプリントで8位を獲得。予選では最速タイムを記録したものの、後に、“不必要な低速走行”により、1グリッド降格のペナルティが科された。そのため、土曜日の段階での暫定グリッドでは、フェルスタッペンに2番グリッドが与えられている。 スプリントは6番グリッドからスタート、ダーティな側だったこともあり、蹴り出しが悪く、9番手に後...
2024年F1ニュース

フェルスタッペンがポールを失う。不必要な低速走行で異例の1グリッド降格「危険」と訴えたラッセルが繰り上がり

 F1カタールGP予選で最速タイムを記録したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、クールダウンラップ中に不必要な低速走行を行ったとして、1グリッド降格されることが決まった。予選2番手のジョージ・ラッセル(メルセデス)がグリッドトップに繰り上がり、フェルスタッペンは2番グリッドから決勝をスタートする。 フェルスタッペンは、Q3のランで、プッシュラップを1周走った後、2周のクールダウンラップを入...
2024年F1ニュース

角田裕毅、予選14番手「全力を尽くしたが、ペースが足りなかった」チームは入賞争いに向けポジティブな感触/F1第23戦

 2024年F1カタールGPの土曜、RBの角田裕毅はスプリントで17位、予選では14番手を獲得した。 チーフテクニカルオフィサーのティム・ゴスは、予選は非常にタイトなセッションだったとして、気温が低めだったことが影響し、タイヤの準備をどう行うかが大きな課題になったと述べている。一方、決勝に向けては、「基本的にマシンバランスは良好であるため、両ドライバーがレースでポイント圏内のポジションを目指して戦...
2024年F1

ヒリヒリした12月、4点差に3チーム/まだまだ顕在トラフィックパラダイス【SNSピックアップF1第23戦(1)】

 前戦ラスベガスGPでドライバーズタイトルは決着したが、チームタイトル争いはまだまだ熾烈を極めている。特に今年はチャンピオンのみならず、日本人のふたりが所属するどちらのチームが同6位を獲得するのか注目度は高い。SNSからF1界の様子を紹介しよう。●ワールドチャピオンの舞台裏 レッドブルは、マックス・フェルスタッペンが4度目のワールドチャンピオンを獲得したラスベガスGPの舞台裏動画を公開した。202...
2024年F1ニュース

アウディF1が一部株式を売却、カタール投資庁が少数株主に「追加資金によりF1での長期的成功への道が開かれる」

 2026年F1参戦に向けて準備を進めるアウディが、カタールの政府系ファンドであるカタール投資庁(QIA)との提携を発表した。QIAは、将来アウディのファクトリーチームになるザウバー・ホールディングAGの少数株主として多数の株式を保有するための契約を締結した。 アウディは、カタールGPの金曜日にこの発表を行い、QIAが長期投資家およびパートナーとして、アウディF1プロジェクトに参入することを明らか...
2024年F1ニュース

スプリント予選最速のノリス「不調から抜け出せてよかった。マクラーレンのタイトルのため、ワンツーを目指す」

 2024年F1カタールGPの金曜、マクラーレンのランド・ノリスはスプリント予選でトップだった。ノリスはSQ1、SQ2、SQ3のすべてで最速タイムをマーク。SQ3では最初のアタックで暫定ポールのポジションに立った後、2回目のアタックがうまくいかなかったために断念したが、それでも0.063秒差で首位の座を守り切った。 ノリスのチームメイト、オスカー・ピアストリは3番手。一方、マクラーレンとコンストラ...
2024年F1ニュース

フェルスタッペン、スプリント予選6番手で悲観的「単純に遅い。バランスが悪くてプッシュできなかった」/F1第23戦

 2024年F1カタールGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはスプリント予選6番手だった。 SQ3最初のランでは暫定4番手。2回目のアタックラップは、最初のラップより0.006秒遅く、フェラーリ勢に抜かれて6番手という結果になった。2024年F1第23戦カタールGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)FP1 11番...
2024年F1ニュース

角田裕毅、FP1で5番手もスプリント予選はQ1敗退「ミスはなかったが、厳しい結果に。何が起きたのかは把握している」

 2024年F1カタールGPの金曜、RBの角田裕毅はスプリント予選17番手という結果だった。 レーシングディレクターのアラン・パーメインは、角田の初日を次のように振り返った。「裕毅はFP1ではとても速く、マシンに特に問題はなく、バランスに非常に満足していた。しかし、スプリント予選で、ターン12、13、14の非常に高速なセクションにおいてタイムを大幅に失い、その結果、SQ1を突破できるラップタイムを...
2024年F1ニュース

シューマッハー後任候補のボッタス、メルセデスとの契約は「シーズン後」と予想。他シリーズからオファーも

 2024年シーズン限りでキック・ザウバーを去るバルテリ・ボッタスは、たとえリザーブドライバーとしてではあっても、メルセデスに復帰する契約がシーズン終了後に締結されることを期待していると、木曜日にカタールで認めた。 ドイツチームが、ミック・シューマッハーが今シーズン末でリザーブドライバーの役割を離れることを発表したため、ボッタスが彼の後任となることがすぐに発表されると予想されていたが、そうはならな...
2024年F1ニュース

ラスベガスGP完勝のメルセデス、ウォルフは「2025年もこの調子を維持できる」と期待

 メルセデスF1チームがラスベガスGPの週末に見せた圧倒的なパフォーマンスは、外気温と路面温度がもっとも低い状況に限って『W15』がスイートスポットに達するという、誰もが信じていたことを裏付けた。 ピレリのタイヤがさまざまなマシンのパフォーマンスに影響を与えることから、ここ数年は同社のラバーから最高の性能を引き出すことが、すべてのチームにとって重要となっていたが、あらゆる気温においてタイヤの要件を...
2024年F1ニュース

ペレスの挽回を評価も「マクラーレンからもっと点を奪いたかった」と代表。去就は最終戦後に決めるとマルコが改めて明言

 ラスベガスでセルジオ・ペレスがまたしても散々なパフォーマンスを見せた後、レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、オーストリア国営テレビ局『ORF』に対し、レッドブル・グループ内でのペレスの運命は、今シーズンの最終戦後に決まるだろうと語った。 ペレスはラスベガスGPの予選Q1を通過できず、チームメイトのマックス・フェルスタッペンよりおよそ0.9秒遅かった。レースでは...
2024年F1ニュース

F1参戦計画が再加速か。アンドレッティ・グローバル、シルバーストンの開発チームを増員へ

 グレッグ・マッフェイがリバティ・メディアのCEOを辞任し、F1グループのCEOであるステファノ・ドメニカリがMotoGPに移籍するといううわさが流れたことで、可能な限り早くF1世界選手権に参戦するというアンドレッティ・グローバルの計画が再燃しているようだ。 F1参入を目指すアメリカの組織は今週初め、イギリスはシルバーストンで計画中のF1マシン開発に取り組んでいるチームに、さらに25人を雇用するキ...
2024年F1ニュース

ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長

 ウイリアムズ・レーシングとアメリカの電池メーカー『デュラセル』は、パートナーシップを複数年延長することを正式に発表し、この“強力な”2社の関係が2025年以降もフルパワーで続いていくことを保証した。 F1第22戦ラスベガスGPの直前に行われたこの発表は、デュラセルの止まることのないエネルギーと、F1のトップへふたたび登りつめようというウイリアムズの意欲との間の相乗効果を強調するものだ。 デュラセ...
2024年F1ニュース

フェラーリ育成のシュワルツマンが陣営を離脱。2025年はプレマからインディカーに挑戦

 フェラーリF1のリザーブドライバーであるロバート・シュワルツマンは、2024年シーズン終了後にスクーデリア・フェラーリを離れ、プレマ・レーシングとともにインディカー・シリーズで新たな挑戦に乗り出すことを発表した。 イスラエル系ロシア人ドライバーであるシュワルツマンのマラネロからの離脱は、彼がフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)に加入した2017年に始まったイタリアのチームとのひとつの章が...
2024年F1ニュース

リバティ・メディアCEOマッフェイの退任、背景にあるのはアンドレッティとのトラブルか

 グレッグ・マッフェイが今年末にリバティ・メディアのCEOを退任するという発表は、アメリカ人実業家である彼が同社に20年余り在籍していたことを考えると、ひとつの時代の終わりを告げるものだといえる。リバティ・メディアがF1の商業権を取得して以来、初のトップ交代となり、近々これに伴う変化が現れることが予想される。 リバティ・メディアにはF1以外にも懸念事項が多くあるが、長年にわたり素晴らしい仕事を行い...
2024年F1ニュース

アルピーヌがアップデート版“オールピンク”リバリーを発表。ラスベガスからの3戦で使用

 BWTアルピーヌF1チームは、2024年シーズン終盤の3戦で、タイトルパートナーBWTのコーポレートカラーであるピンクに彩られたマシンを走らせると発表した。 アルピーヌは、BWTと契約した2022年以降、何度かピンクのマシンカラーリングを用いている。今シーズンもすでに数戦でピンクの面積を増やしたデザインを使用したが、シーズン末のラスベガス、カタール、アブダビ用のマシンは、全体がピンクに彩られた“...
2024年F1ニュース

F1カナダGPも時期を変更、2026年より5月開催に。カレンダーの合理化で大西洋横断の移動が1回減少

 F1モナコGPが2026年から6月に移され、カレンダーの従来の5月末の枠が空くという報道から予想されたとおり、2026年のF1世界選手権よりカナダGPが5月に早められる予定となった。 月曜日、F1カナダGPのプロモーターである『Octane Racing Group』は、“レースカレンダーを合理化し、より持続可能なものにするためのF1の取り組みを支援する”ため、近年の慣例よりも早い時期にグランプ...
2024年F1ニュース

2025年シーズン開幕イベントのチケットは45分で完売。存在しない座席を販売する非公式転売に注意を呼びかけ

 F1の2025年シーズン開幕イベントのチケットを、オンライン転売サイトから購入しないよう、ファンへの呼びかけが行われている。それらはロンドンのO2アリーナの有効な座席に向けたものではない可能性があるからだ。 オーストラリアでの開幕戦の約1カ月前となる2月18日、初めて全10チームが一堂に会し、『F1 75』と名付けられた壮大で臨場感あふれる夜間のローンチイベントが開催される。このショーでは、各チ...
2024年F1ニュース

ザウバー離脱の周冠宇、フェラーリでリザーブ就任の噂。一方で他カテゴリーでのレースを許可するチームが優先と関係者は主張

 キック・ザウバーを去るドライバーの周冠宇は、今年末からスイスのチームに居場所がないことを知らされてから、F1に残るための活路を見出したようだ。イタリアの情報筋によると、周はフェラーリF1のメインリザーブドライバーになるために同チームと交渉を進めているという。しかし、周に近い情報筋は、2026年にグランプリレースに復帰する準備ができるように、他のカテゴリーでのレースを許可してくれるチームに加入する...
2024年F1ニュース

サンパウロで密かに奇跡を期待していたザウバー「皆のスタート違反に唖然。全員にペナルティが出ると思った」

 F1サンパウロGP決勝のフォーメイションラップでの混乱により、キック・ザウバーが驚きの結果を出した可能性があったと、チームは考えている。前方グループはスタート中止後にレギュレーション違反を犯したものの、ザウバーはバルテリ・ボッタスと周冠宇に正しい指示を出していた。 フォーメイションラップでランス・ストロール(アストンマーティン)がコースオフしてスタック、レースディレクターは、安全を考慮し、スター...
2024年F1ニュース

2024年F1第22戦ラスベガスGP TV放送&タイムスケジュール

■サーキットデータ・名称:ラスベガス・ストリップ・サーキット・全長:6.201km/レース距離:310.05km・周回数:50/コーナー数:17・ラップレコード:1分35秒490(オスカー・ピアストリ/2023)■タイヤ選択・ホワイト・ハードC3(白)・イエロー・ミディアムC4(黄)・レッド・ソフトC5(赤)■タイムスケジュール/日本時間(現地時間)・11月22日(金)金曜フリー走行1 11:30...
2024年F1ニュース

キック・ザウバーが“炎”をテーマにしたリバリーを発表。F1ラスベガスGP用スペシャルカラー

 ステークF1チーム・キック・ザウバーは、2024年F1第22戦ラスベガスGPでマシンに使用するスペシャルカラーリングを発表した。“炎”をテーマとしたこのリバリーは、タイトルスポンサーを務めるオンラインベッティングのステークの発案と協力によりデザインされたもので、チームの不屈の精神を象徴し、ラスベガスのエネルギーと豊かな歴史に敬意を示しているということだ。ステークF1チーム・キック・ザウバーC44...
2024年F1ニュース

関係者の負担軽減などのため、モナコGPは2026年より6月開催に。インディ500とは別のグランプリが日程重複

 F1モナコGPを少なくとも2031年末までF1カレンダーに残すという新たな契約は、レースプロモーターにとって大きな代償を伴うものになっている。また、2026年になって初めて有効となる日程変更についても発表が行われた。 モナコの情報筋によると、F1は2026年初頭からモナコ自動車クラブ(ACM)が支払う開催権料を2倍に設定することができたという。この新たな契約は、F1の商業権所有者にとって年間約2...
2024年F1ニュース

フェラーリはハミルトンの加入を歓迎し、エンツォ・フェラーリの家に住む特権を付与へ。過去にはシューマッハーも居住

 ルイス・ハミルトンは来年フェラーリに移籍することで、ミハエル・シューマッハーの足跡をたどることになる。ハミルトンは、マラネロにある象徴的なエンツォ・フェラーリの家に居住する特権を与えられた、スクーデリア史上ふたり目のドライバーとなるのだ。この特別な栄誉は、メルセデスを離れて2025年にイタリアのチームとともに新たな旅に乗り出すハミルトンに向けた、心からの歓迎となるだろう。 7度のF1世界チャンピ...
2024年F1ニュース

F1シーズン後の『ルーキーレース』開催は早くても2026年か。来季のオフは技術規則の変更に備えたマシン開発が優先

 レッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーが提案し、今年末に暫定的に予定されていたルーキースプリントレースは、さらに2年延期となった。F1コミッションの直近の会議で、2025年シーズンの開催が取りやめになったのだ。 FIAは短い声明のなかで、次のように述べた。「ルーキースプリントレースの取り組みも再検討された。コミッションは引き続きこのコンセプトに関心を持っており、2026年にルーキースプ...
2024年F1ニュース

ウイリアムズ、スポンサー企業との新カラーリングを発表。ラスベガスGP欠場の憶測を払拭

 来たるF1第22戦ラスベガスGPをウイリアムズが欠場する可能性を仄めかす噂が渦巻いているが、チームはそうした憶測を払拭し、ラスベガスGPへの取り組みを強調するFW46の最新版のカラーリングを公開した。 ウイリアムズは、アメリカGP、メキシコシティGP、サンパウロGPからなるF1のトリプルヘッダーで、激動の時期に直面した。チームはオースティンでの週末を無傷で乗り切り、ルーキーのフランコ・コラピント...
2024年F1ニュース

F1コラム:犯罪多発地域でのグランプリにおける対策。サンパウロは多数の警官配備も、今年も事件が発生

 ベテランモータースポーツジャーナリスト、ピーター・ナイガード氏が、F1で起こるさまざまな出来事、サーキットで目にしたエピソード等について、幅広い知見を反映させて記す連載コラム。今回は、ブラジルGPの舞台サンパウロの治安情勢をテーマに取り上げた。──────────────── 今年のF1サンパウロGPは、雨の影響で混乱した週末になった。レースコンディションは危険だったという人もいるが、そんななか...
2024年F1ニュース

ザウバー/アウディCOOビノット、新代表加入前に元僚友で体制固め。チームの完全掌握目指す

 ザウバーのCOOおよびCTOのマッティア・ビノットは、アウディへの移行に向けて、フェラーリ時代からよく知る人物で体制を固めつつある。10月末には、フェラーリの元レースストラテジストであるイグナシオ・ルエダがスポーティングディレクターに就任することが発表された。レーシングエンジニアリングの責任者に任命されたジャンパオロ・ダッラーラは、ビノットがフェラーリでエンジンエンジニアとしてキャリアを始めた頃...
2024年F1ニュース

英国メディアが自国のドライバーを好意的に扱うという意見に対し、解説を務めるブランドルは「そのようなことはない」と否定

『Sky Sports F1』の解説者マーティン・ブランドルは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとチームの元デザイナーであるエイドリアン・ニューウェイからの最近の批判に答え、フェルスタッペンに対してイギリスメディアが偏見を持っているという主張を一蹴した。 今年の夏、ニューウェイは『The High Performance』ポッドキャストのインタビューで、2021年のアブダビGPでフェルスタッ...
2024年F1ニュース

【角田裕毅を海外F1ライターが斬る】持ち前の回復力でチームメイト対決に勝利。キャリアのために重要となる今後の戦い

 F1での4年目を迎えた角田裕毅がどう成長し、あるいはどこに課題があるのかを、F1ライター、エディ・エディントン氏が忌憚なく指摘していく。今回は第19戦アメリカGP、第20戦メキシコシティGP、第21戦サンパウロGPを中心に振り返った。────────────────── レッドブル上層部の考えを知らない人々は、角田裕毅は今シーズン終盤、レッドブル・レーシングの来季シートを賭けて走っているのだと思...
2024年F1ニュース

サインツが12月アブダビテストでウイリアムズデビューへ。ハミルトンはフェラーリでの年内走行はかなわず

 ウイリアムズF1チームは、2024年F1最終戦後にアブダビで行われるテストで、2025年からレースドライバーを務めるカルロス・サインツが合流すると発表した。 サインツは今季末でフェラーリを離脱し、ウイリアムズに移籍、アレクサンダー・アルボンとペアを組む。本来なら今年末まではフェラーリとの契約下にあるため、12月10日火曜日のタイヤテストにおいてウイリアムズで走ることはできないが、フェラーリが許可...
2024年F1ニュース

ペレス「キャリアの最後をプレッシャーが最高潮に達する頂点で過ごしたい」他チームからの契約オファーを2件断ったと明かす

 セルジオ・ペレスは、レッドブルでの将来がますます不確実になりつつあり、今もその状況が変わっていないにもかかわらず、レッドブルに残るために他のF1チームからの契約オファーを断ったことを明らかにした。 2024年シーズンはペレスにとって厳しいシーズンとなっており、圧倒的強さを誇るチームメイトのマックス・フェルスタッペンのペースとパフォーマンスに追いつくのに苦戦している。今年ペレスは好調なスタートを切...
2024年F1ニュース

優れたチームプレーヤーであることを示したピアストリ。終盤戦は“自由の身”、僚友に勝てる実力を再び証明する時間に

 マクラーレンF1のオスカー・ピアストリは、おそらくF1第21戦サンパウロGPの終わりに祝うべき何かがあった、唯一のマクラーレンのメンバーだった。インテルラゴスでのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の圧倒的な勝利と、レース前半に2番手を走っていたランド・ノリスが6位に終わったことで、フェルスタッペンの4年連続のタイトル獲得が事実上確定した。マクラーレンF1のチーム代表アンドレア・ステラは、レ...
2024年F1ニュース

コラピントの2025年のF1参戦に向け「ウイリアムズは最善の体制を探っている」とマネージメント会社が言及

 フランコ・コラピントのF1における短期的な将来は明るいとみられている。彼の行き先が不透明であるにもかかわらず、コラピントのマネージャーは2025年の見通しに圧倒的な自信を表明している。 コラピントはウイリアムズで目覚ましい活躍を見せて注目を浴びており、レッドブルやアルピーヌなどいくつかの有力チームも関心を示している。しかし、21歳のコラピントは複雑な状況を切り抜けようとしているところだ。ウイリア...
2024年F1ニュース

ピレリF1、2026年レインタイヤの初テストを実施。アルピーヌのドゥーハンが走行

 F1タイヤサプライヤーのピレリは、11月13日と14日、2026年用タイヤテストをフランスのマニ・クールで実施した。今回協力したのはアルピーヌで、現リザーブドライバーであり来年同チームからF1デビューを果たすジャック・ドゥーハンが改造版A523で走行し、データを収集した。ジャック・ドゥーハン(アルピーヌF1チーム リザーブドライバー) F1各チームは、2026年のホイールリムサイズに対応するよう...
2024年F1ニュース

【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第13回】点差は関係なし。“三つ巴”の6位争いへ「緊張感のある場で戦えるのはありがたいこと」

 2024年シーズンで9年目を迎えたハースF1チームと小松礼雄代表。アメリカ大陸で行われた3連戦を終え、中団勢の選手権争いはますます混迷を極めている。サンパウロでは、ここを得意とするケビン・マグヌッセンの欠場という事態にも見舞われた。代わって出場したオリバー・ベアマンは、予想以上のパフォーマンスを示した一方で、経験不足の面も見えたという。アメリカ大陸3連戦の週末を小松代表が振り返ります。─────...
2024年F1ニュース

【F1チーム代表の現場事情:レッドブル】ホーナーが過ごした激動の3連戦。マクラーレンとコース外でもせめぎ合い

 大きな責任を担うF1チーム首脳陣は、さまざまな問題に対処しながら毎レースウイークエンドを過ごしている。チームボスひとりひとりのコメントや行動から、直面している問題や彼のキャラクターを知ることができる。今回は、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーが過ごしたアメリカGP、メキシコシティGP、サンパウロGPに焦点を当てた。レッドブルとマックス・フェルスタッペンは、3連戦の最終レース、サンパウロ...
2024年F1ニュース

アロンソの400戦出走を記念して、アストンマーティンがシミュレーターを共同開発。F1マシンの物理的な感覚を再現

 アストンマーティンは、レースに深い情熱を持ち、その情熱と同じくらい多くの予算を持つ熱狂的なファンのために設計された、画期的なF1シミュレーターを発表した。『Memento Exclusives』社と共同で開発されたこの新しいモーションシミュレーターは、フェルナンド・アロンソの400レース出走の節目を記念するもので、2度の世界チャンピオンに輝いたアロンソが、AMR24のコクピットに乗り込むのと同じ...
2024年F1ニュース

「辞任などしていない!」前F1レースディレクターのヴィティヒ、FIAに解雇されたと主張

 ニールス・ヴィティヒによると、彼がF1レースディレクターの職を突然退いたのは、決して合意にもとづいてのことではなかったということだ。 11月12日に公開されたFIA国際自動車連盟の短い声明には「ニールス・ヴィティヒが辞任した」とあったものの、ヴィティヒ自身はドイツのモータースポーツウェブサイト大手に短いコメントを寄せ、「私は辞任などしていない!」と明言した。 F1のシーズン終了までにまだ3つのグ...
2024年F1ニュース

F1とモナコ自動車クラブがモナコGPの契約延長に合意。2031年までの開催が決定

 F1は、モナコGPの開催契約を6年延長することにモナコ自動車クラブ(ACM)と合意したことを発表した。この契約延長により、モナコGPは2031年まで開催されることになる。 モナコGPは1955年から開催されており、今年はシャルル・ルクレール(フェラーリ)が母国レースを制したことで話題になった。モナコ出身のドライバーがモナコGPで優勝するのはこれが初めてのことだった。 現在のグリッド上にはモナコG...
2024年F1ニュース

リバティ・メディアCEOのグレッグ・マッフェイが辞任へ。F1買収などでモータースポーツにおける同社の基盤拡大に貢献

 F1の商業権保有者であるリバティ・メディアは、社長兼CEOのグレッグ・マッフェイが2024年末までに辞任することを発表した。 マッフェイの辞任は、アメリカのメディア・エンターテインメント大手における一時代の終焉を意味する。マッフェイは2005年以来同社の幹部として、2017年のリバティによるF1買収など、大規模な買収や企業再編を通じてリバティ・メディアのポートフォリオを変革してきた。 マッフェイ...
2024年F1ニュース

角田裕毅とローソンがストックカーでバトル。癖ありマシンとオフロードオーバルで華麗なスライド勝負

 ビザ・キャッシュアップRBからF1世界選手権に参戦する角田裕毅とリアム・ローソンがアメリカで人気のストックカーを駆り、オフロードオーバルコースで対決を行う動画がレッドブル・モータースポーツの公式YouTubeチャンネルで公開中だ。『F1 Drivers vs NASCAR Challenge』と題された今回の動画は、11月21〜23日に開催されるF1第22戦ラスベガスGPに向けて公開されたもの。...
2024年F1ニュース

F1委員会、酷暑でのドライバー冷却キットの2025年導入を承認。ルーキーレースの実現は2026年以降に

 F1コミッションは、11月13日に行った会議の内容を発表、2025年と2026年の規則に関する多くの問題が議論されたことを明かした。議題には、酷暑でのドライバーの健康を守るための対策や、F1参戦を目指す若手ドライバーによるスプリントレースが含まれていた。 2024年第5回F1コミッション会合において、技術、競技、財務面の問題について協議がなされた。2025年技術的事項としては、ドライバー冷却キッ...
2024年F1ニュース

今季はタイヤ問題を克服したフェラーリ。気温の低いラスベガスでは「適切な温度にするのは少し難しい」と警戒

 シャルル・ルクレールは、F1第22戦ラスベガスGPでのフェラーリの見通しについて慎重ながらも楽観的でいるが、気温の低い環境下でタイヤを適切な温度にすることは難しいだろうと警戒している。 2023年は慢性的なタイヤのデグラデーションに苦しんだフェラーリだったが、今シーズンはタイヤの耐久性強化において大きな進歩を遂げたため、レースペースと一貫性を向上させた。 フェラーリは1年前、ラスベガスで実りある...
2024年F1ニュース

ジル・ビルヌーブを称えるブロンズ像が記念ミュージアムから盗まれる。息子ジャックも憤り、同施設は報奨金を用意し捜索へ

 F1のレジェンドドライバーであるジル・ビルヌーブの息子ジャック・ビルヌーブは、亡くなったレーシング界の伝説的人物を記念するミュージアムから父親のブロンズ像が盗まれたことについて激しい憤りを表明した。 1997年のF1世界チャンピオンであるジャック・ビルヌーブは、ファンと地元住民を動揺させたこの忌まわしい行為を非難し、犯人を「恥知らずで魂のないものたち」と呼んだ。 ビルヌーブの名前は長い間、世界中...
2024年F1ニュース

F1レースディレクターのニールス・ヴィティヒが辞任。FIA F2などで同職を担うルイ・マルケスが後任に

 FIAは、F1レースディレクターのニールス・ヴィティヒがその役職をすでに辞任したことを発表した。後任は、FIA F3およびFIA F2シリーズのレースディレクターを務めてきたルイ・マルケスが、来週の第22戦ラスベガスGPからF1シーズン終了まで務める。 WEC世界耐久選手権とドイツのDTMシリーズでFIAのオフィシャルを務めていたヴィティヒは、2021年のF1シーズン最終戦アブダビGPが物議を醸...
2024年F1ニュース

ドゥーハンのプライベートテストにガスリーが急きょ参加。アルピーヌの思惑に憶測広がる

 ジャック・ドゥーハンが2025年F1シートを失う可能性があり、最近アルピーヌがカタールで行ったプライベートテストの目的は、彼のパフォーマンスを改めて評価することであるとの憶測が持ち上がっているが、このテストにはそれほど深い事情はなかったようだ。 アルピーヌのエグゼクティブアドバイザーであるフラビオ・ブリアトーレが、フランコ・コラピントのマネジメント陣営に対して、ウイリアムズから離脱する可能性につ...
2024年F1ニュース

改めて証明した角田裕毅のポテンシャルの高さ。セナを彷彿させるボルトレートのF1昇格【中野信治のF1分析/第21戦】

 インテルラゴス・サーキットを舞台に行われた2024年第21戦サンパウロGPは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季8勝目、自身通算62勝目を飾りました。 今回はスプリントまで苦戦が続くも雨の予選で3番手、決勝も表彰台の可能性が垣間見えた角田裕毅(RB)。そして来季F1デビューが決まったガブリエル・ボルトレートについて、元F1ドライバーでホンダの若手ドライバー育成を担当する中野信治氏が独...
2024年F1ニュース

サンパウロで王座に近づいたフェルスタッペン。4度目のタイトル獲得なら「偉大なドライバーのひとりになる」と代表

 F1第21戦サンパウロGPにおいて、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が雨のなかで見事な勝利を収めたことで、4年連続となる世界チャンピオンの獲得が目前となった。これにより彼は、F1史上最高のドライバーのひとりに位置づけられるだろうとレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は語っている。 フェルスタペンは、サンパウロではエンジン交換のペナルティによりグリッド17番手からスタートしたが、雨天のコ...
2024年F1ニュース

F1が初の10チーム合同開幕イベントを開催へ。全ドライバーが出席し、ロンドンで2025年マシンのカラーリングを披露

 F1は75周年を記念し、2025年2月に初のシーズン開幕イベントを実施することを発表した。イギリス・ロンドンで、全チーム、ドライバー、チーム代表者が集まり、2025年のマシンカラーリングを披露する。 前例のないローンチイベントは、2025年2月18日(火曜日)20:00~22:00 GMT(日本時間19日水曜日5:00~7:00)に、ロンドンのO2アリーナで開催される。バーレーンでのプレシーズン...
2024年F1ニュース

F1が目指すローテーション開催に含まれるのはどのグランプリか。アジアでも導入の可能性あり

 ヨーロッパのF1開催サーキットの大半は、グランプリカレンダーの大改革に備えている。F1グループのトップであるステファノ・ドメニカリCEOは新興国へのF1拡大を視野に入れており、より収益性の高い契約を求めて伝統的なレースの一部を廃止する用意があるようだ。 同氏は最近、「ヨーロッパでのグランプリの“ローテーション開催”という中期的な可能性と、その後に導入されるその他の新しいオプションに関して、近々発...
2024年F1ニュース

ダン・ファローズがアストンマーティンのテクニカルディレクターを退く。グループには残留

 11月12日(火)、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームは、テクニカルディレクターのダン・ファローズが退任したことを発表した。 ファローズは15年所属したレッドブルF1を2021年6月に離れ、ガーデニング休暇を経て、2022年4月にアストンマーティンに加わった。加入以来、ファローズはテクニカルディレクターを務めてきたが、今年のアストンマーティンF1には昨年ほどの競争力はなく苦戦が目...
2024年F1ニュース

アルピーヌ、2026年よりメルセデスのパワーユニットとギヤボックスを使用へ。複数年契約を締結

 11月12日(火)、BWTアルピーヌF1チームは、2026年シーズンよりメルセデスのパワーユニット(PU)とギヤボックスを使用すると発表した。 今回の発表によると、アルピーヌ、メルセデスAMG・ハイパフォーマンス・パワートレインズ(メルセデスHPP)、メルセデス・ベンツ・グランプリが契約を締結し、2026年からメルセデスのPUとギヤボックスがアルピーヌに提供されるということだ。期間は2026年か...
2024年F1ニュース

アストンマーティン、クラッシュ後は旧型フロアを使用もマシンのセットアップ変更は認められず。パフォーマンスに悪影響

 アストンマーティンは先週末、F1第21戦サンパウロGPで厳しい戦いを強いられ、ランス・ストロールとフェルナンド・アロンソの両ドライバーのマシンがほぼ制御不能な状態になるという、技術的な問題に苦しんだ。レース前のストロールのスピンから、アロンソが不安定で難しい走りをして14位となったことまで、雨の激しいレースはチームにとって試練となった。これらの原因は、チーム代表のマイク・クラックがレース後に明ら...
2024年F1ニュース

『キットカット』がF1公式チョコレートバーに。2025年よりパートナーシップを開始

 F1と『キットカット』は、一見すると正反対のように見えるふたつの世界だ。休憩のためのチョコレートバーと、アドレナリンとスピードで成功するスポーツとの間に共通点があるのだろうか? しかし11月11日、2社はともに『ネスレ』社のKitKat(キットカット)をF1の公式チョコレートバーとして発表した。これは驚きの、そして少々予想外の複数年にわたるパートナーシップだ。 90周年を迎えるキットカットと75...
2024年F1ニュース

【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第21戦】角田裕毅がキャリア最高の走り。僚友を圧倒、3番手からノーミスで入賞

 長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価し、ベスト5のドライバーを選出した。今回はサンパウロGP(ブラジルGP)の週末を振り返る。─────────────────────────── 今年のサンパウロGPは極端で不安定な天候の下で行われたため、ドライバーが...
2024年F1ニュース

南アフリカでのF1復活に向け、キャラミがグレード1認定獲得の準備を進める。同国大臣はドメニカリCEOと会談も

 F1南アフリカGP開催を提案しているプロモーターは、F1とルワンダの契約の可能性に素早く反応し、できるだけ早くキャラミをグレード1サーキットにするための重要な措置を講じ、このスポーツがアフリカに復帰するのなら歴史的なサーキットにするべきだと、ステファノ・ドメニカリとリバティ・メディアを説得しようとした。 ほとんど公にならなかったが、南アフリカのスポーツ・芸術・文化大臣ゲイトン・マッケンジーは、ご...
2024年F1ニュース

ハミルトンの不振の一因はリヤタイヤのグリップ不足か。メルセデスが調査にあたるも、問題の発生源は未だ不明

 メルセデスF1は、F1第21戦サンパウロGPで不振に陥ったルイス・ハミルトンについて、ハミルトンはリヤのグリップ不足に苦しんでいたものの原因はまだわかっていないと明かした。 サンパウロGPの週末を通してハミルトンのパフォーマンスが精彩を欠いていたことは、F1関係者を驚かせた。インテルラゴスは、7度の世界チャンピオンであるハミルトンが常に優れた成績を収めてきたコースのひとつだ。彼は3回の優勝を果た...
2024年F1ニュース

アウディF1チーム、カタールの政府系ファンドに一部株式を売却か。フォルクスワーゲンの業績不振が影響

 政府系ファンドであるカタール投資庁が、アウディF1チームの一部株式を取得する可能性があるとみられている。アウディの親会社フォルクスワーゲン・グループの業績悪化から、ドイツ国内でアウディのF1プログラムへの批判が高まりつつある。 アウディは、ザウバーF1チームの株式100パーセントを取得して、2026年からF1に参戦する。しかし、アウディを傘下に収めるフォルクスワーゲン・グループが業績不振に陥った...
2024年F1ニュース

F1の2024年第3四半期の収益はわずかに減少も、好調な業績を維持。総収益は前年を上回る見込み

 F1は2024年度第3四半期の財務結果を発表し、全体的な状況は依然として良好であるものの、前年同期と比較して主な収益がわずかに減少したと報告した。 第3四半期の総収益は9億1100万ドル(約1391億円)で、2023年同期の8億8700万ドル(約1354億円)から2.7%増加した。しかしながら、F1の主な収益は8億8700万ドルから8億6100万ドル(約1315億円)となり、3%の減少となった。...
2024年F1ニュース

2025年にF1デビューするボルトレート「2026年にアウディで走ることがまず確定。デビュー時期はその後、調整された」

 ザウバー/アウディの新ドライバーとなるガブリエル・ボルトレートは、契約発表に時間がかかった主な理由のひとつに、ヒンウィルでの正式なデビューのタイミングが確定しなかったためであると示唆した。チームは、ザウバーからアウディに移行する2026年にボルトレートを起用することをまず決めた後、2025年にデビューさせることについて検討してきたという。 ボルトレートは2023年からマクラーレン・アカデミー・プ...
2024年F1ニュース

優位性を失い、マクラーレンのトリックを疑い続けるレッドブル。タイヤ使用違反疑惑はFIAに打ち消される

 F1サンパウロGPでレッドブルのマックス・フェルスタッペンが圧倒的な勝利を挙げたことで、レッドブルが抱えていたプレッシャーは間違いなく軽減しただろう。フェルスタッペンが勝ったのは6月のスペインGP以来だったのだ。 レッドブルはこの数カ月、自身のマシンからパフォーマンスを引き出すことに苦労し、その間にマクラーレンやフェラーリ、メルセデスが進歩を見せた。そういう状況の時にチーム上層部によく起こること...
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ボッタスの離脱により、フィンランド人のF1参戦が途切れることに。次なる候補はフェラーリ育成の18歳か

 バルテリ・ボッタスが2025年にザウバーに残留しないことが確定し、このフィンランド人ドライバーのグランプリキャリアは終焉を迎えることになるだろう。グランプリ優勝10回、ポールポジション20回、そして世界選手権でルイス・ハミルトンに次ぐ2位を2回獲得したボッタスは、元世界チャンピオンのケケ・ロズベルグ、ミカ・ハッキネン、キミ・ライコネンに続き、自国のモータースポーツの殿堂入りを果たすにふさわしい。...
2024年F1ニュース

「フェルスタッペンの後継者を見つけた」レッドブルのマルコ、13歳のコロネルJr.に大きな期待

 レッドブルは、若い才能をいち早く見出す努力を常に続けている。最近発掘したドライバーは、今後10年の間に大きな成功を収める可能性があると、モータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは考えている。 マルコによると、レッドブルのジュニアプログラムのメンバーである13歳のロッコ・コロネルは、3度の世界チャンピオン、マックス・フェルスタッペンの後継者候補と目されるほどの存在として、チームの注...
2024年F1ニュース

レッドブルがコラピント獲得目指し、ウイリアムズと交渉。巨額の移籍補償金が障壁に

 レッドブルが、ウイリアムズと長期契約を結んでいるフランコ・コラピント獲得のため、チームや彼のマネジメントと交渉を続けている。ウイリアムズは高額の移籍補償金を要求しており、交渉は簡単には進んでいない。 セルジオ・ペレスは、2026年末までレッドブルで走る契約を結んでいるが、今季中盤以降の不振により、今季末で外される可能性が高まりつつある。また、姉妹チームRBについては、角田裕毅が2025年に残留す...
2024年F1ニュース

最も厳しかったのは「SC中にコース上に留まろうとした時」とピアストリ。大半が使用を避けたウエットタイヤの問題も指摘

 マクラーレンのオスカー・ピアストリは、極端な気象条件のために、先週末のF1第21戦サンパウロGPはF1で経験したレースのなかで「最も過酷なもののひとつ」になったと語った。 ピアストリは、ポールポジションから決勝レースをスタートしたチームメイトのランド・ノリスよりふたつ後ろの8位で、この難しい1日を終えた。インテルラゴスでのレースは、雨が強くなるにつれて視界が悪くなり、路面が滑りやすくなったことで...
2024年F1ニュース

ラッセルのタイヤ戦略は誤りだったとメルセデスが認める。一方でノリスと同時のピットインは「理にかなったこと」と主張

 メルセデスF1は、F1第21戦サンパウロGPのレース前半に首位を走行していたジョージ・ラッセルをピットストップさせたのは誤った判断だったかもしれないと認めたが、トラックサイドエンジニアリングディレクターのアンドリュー・ショブリンは、それが最も安全な判断だったと擁護した。ショブリンはまた、レースディレクターがバーチャルセーフティカー(VSC)期間がもうすぐ終了すると通告した時点では、ラッセルとその...
2024年F1ニュース

【F1第21戦無線レビュー(2)】ステイアウト選択のアルピーヌが2台揃って表彰台を獲得「まさかここまで来れるとは」

 2024年F1第21戦サンパウロGP。決勝レースのスタート前から各所で混乱が発生し、その後レースは雨の影響で赤旗中断となった。この赤旗で明暗が別れ、ステイアウトを選択していたアルピーヌは2台揃って上位に浮上した。サンパウロGP後半を無線とともに振り返る。──────────────────── ランド・ノリス(マクラーレン)がピットインすべきかチームとやりとりしていた26周目前後、雨足はかなり強...
2024年F1ニュース

【F1第21戦無線レビュー(1)】スタート前から混乱発生「砂にはまった」「違うグリッドについた?」「君は正しい行動をした」

 2024年F1第21戦サンパウロGP。今年は雨の影響でスケジュールが変更により、日曜日に予選と決勝レースを行うワンデー開催となった。サンパウロGP前半を無線とともに振り返る。──────────────────── 悪天候に翻弄された今年のサンパウロGP。現地時間午後12時30分からの決勝レースも、マシンがグリッドにつく時点では雨は止んでいたものの、降水確率は100%。いつ雨が降り出してもおかし...
2024年F1ニュース

F1ドライバー協会が卑語の過剰な取り締まりを批判、FIA会長に対し抗議の声明。罰金についても疑問を呈する

 F1ドライバー協会グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)は、FIAに対し、卑語取り締まりに抗議する声明を発表した。さらにGPDAは、ドライバーたちが支払っている罰金を問題視、その使途について透明性を求めている。 シンガポールGPの木曜記者会見でFワードを使ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、ペナルティとして、社会貢献活動を行うことが義務付けられた。この際、スチュワード...
2024年F1ニュース

シート喪失のザウバーふたり、F1残留に向け活動中。ボッタスはメルセデスにリザーブで復帰の可能性も

 2024年シーズン末でキック・ザウバーから離脱することが決まったバルテリ・ボッタスと周冠宇は、来年も何らかの形でF1に関わることを目指して動いている。 11月6日、ザウバー/アウディは、2025年のドライバーに、ルーキーのガブリエル・ボルトレートを起用すること、現レースドライバーのボッタスと周冠宇は今季末でチームを去ることを発表した。すでに実質的に2025年F1シートの空席はないため、ふたりはF...
2024年F1ニュース

バウンシングによるひどい痛みに苦しんだアロンソ「頑張ってくれたメカニック、母国の洪水被災者を思って走り切った」

 アストンマーティンF1チームのフェルナンド・アロンソは、F1サンパウロGP決勝で背中の痛みに耐えながら何とか完走を果たした。その努力に見合う結果を得ることはできなかったものの、マシンを修復してくれたメカニック、さらに母国スペインで洪水被害に苦しんでいる人々のために走り切ったという。 インテルラゴスのコースは再舗装されたばかりだが、ドライバーたちは、バンピーな路面に苦しんだ。アロンソは、マシンの振...
2024年F1ニュース

ボッタスを真剣に検討も、新人ボルトレートを選んだザウバー「最終的に若手で行くと決断。ガブリエルには以前から注目」

 キック・ザウバー/アウディは、2025年以降のドライバーとして、FIA F2の現ポイントリーダーである20歳のガブリエル・ボルトレートと契約したことを発表、現在レースドライバーを務めるバルテリ・ボッタスと周冠宇が今季末でチームから離れることが確定した。ザウバー・モータースポーツCOO & CTOのマッティア・ビノットが、一時は最有力候補とみなされていたボッタスではなく、ルーキーであるボ...
2024年F1ニュース

「F1における最高のドライビングのひとつを目にした」批判に答えたフェルスタッペンを走りをホーナーが称賛

 レッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1第21戦サンパウロGPでマックス・フェルスタッペンが衝撃的な優勝を飾ったことについて、最近の批判に対する完璧かつ的確な回答だとして称賛した。 フェルスタッペンはこのシーズンにおけるカムバックとなるような走りを見せ、17番グリッドから力強く進んでいき、6月以来となる勝利を手にした。彼はチャンピオンシップでのリードを62ポイントに広げただけでな...
2026/2027 フォーミュラE

F1とインディのタイヤ開発車両の展示やレースギャラリーを新設。ブリヂストン・イノベーション・ギャラリーが刷新

 11月5日、ブリヂストンは東京都小平市にある『Bridgestone Innovation Gallery(ブリヂストン・イノベーション・ギャラリー)』をリニューアルオープンさせ、その内容と新設された“モータースポーツギャラリー”の詳細を発表した。 モータースポーツはタイヤメーカーとしての“原点”であり、“極限への挑戦”と捉えるブリヂストン。2023年にモータースポーツ活動60周年を迎えた同社は...
2024年F1ニュース

1日に3回のクラッシュを喫したウイリアムズ。代表は残り3戦に向け資金面などへの懸念を認める/F1第21戦

 ウイリアムズのチーム代表を務めるジェームズ・ボウルズは、F1第21戦サンパウロGPの日曜日に3度のクラッシュが起きたことを受けて、今シーズンの残り3戦に向けて懸念があることを認めた。 ウイリアムズはサンパウロGPの日曜日に痛手を負った。予選でのクラッシュはマシンへのダメージが大きすぎたため、アレクサンダー・アルボンはレースに出場できなかったが、フランコ・コラピントの方は幸運なことに、グリッドから...
2024年F1ニュース

レッドブル代表「今日は彼の日ではなかった」ペレスを擁護も、選手権を争うライバルにダメージを与えられず不満

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、F1第21戦サンパウロGPでのセルジオ・ペレスに関して「今日は彼の日ではなかった」と擁護しつつも、選手権を争うマクラーレンやフェラーリにダメージを与えることができなかったことについては不満が残ると語った。 ペレスはサンパウロGPのレースで11位に終わりポイントを獲得できず、シートを守れるかふたたび注目を集めているが、その一方でチームメイトのマックス・フェ...
2024年F1ニュース

キック・ザウバー、ガブリエル・ボルトレートの起用を発表。2025年はラインアップ一新、ベテラン&ルーキーのコンビに

 11月6日(水)、ステークF1チーム・キック・ザウバーは、2025年シーズンよりガブリエル・ボルトレートを起用することを発表した。これにより、キック・ザウバーの2025年のラインアップはニコ・ヒュルケンベルグとボルトレートのコンビとなる。 現在20歳ボルトレートはブラジルのサンパウロ出身。2020年にイタリアF4でシングルシーターレースにデビューし、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパを経て、...
2024年F1ニュース

周冠宇、2024年を最後にキック・ザウバーを離脱「次のキャリアに集中するよ」

 ステークF1チーム・キック・ザウバーは11月6日、2024年シーズン限りで周冠宇がチームを離れることを発表した。なお、今回の発表の5分前にはチームメイトのバルテリ・ボッタスの離脱が発表されており、キック・ザウバーは2025年を新たなドライバーラインアップで戦うことが示されたかたちだ。 中国・上海出身の周冠宇はFIA F2ランキング3位を経て、2022年に当時アルファロメオF1として参戦していたザ...
2024年F1ニュース

ハミルトン、サンパウロでの大苦戦に困惑「マシンがまるで木の板みたいで、最悪の乗り心地だった」

 メルセデスF1チームのルイス・ハミルトンは、F1サンパウロGPでマシンに非常に苦労し、決勝では10位フィニッシュにとどまった。マシンの乗り心地がとても悪く、その原因が分からないという。 ハミルトンはスプリント予選では11番手、スプリントでは同位置でフィニッシュ。予選はQ1で敗退し16番手、決勝は10位で辛うじてポイント圏内に入った。チームメイトのジョージ・ラッセルが予選で2番手を獲得し、序盤はレ...
2024年F1ニュース

バルテリ・ボッタス、2024年限りでキック・ザウバーを離れる「素晴らしい旅だった」

 ステークF1チーム・キック・ザウバーは11月6日、2024年シーズン限りでバルテリ・ボッタスがチームを離れることを明らかにした。 ウイリアムズでF1デビューを飾り、2017年からは5シーズンにわたってメルセデスに在籍。これまでF1で10勝を飾ったボッタスは2022年シーズンに、当時アルファロメオF1として参戦していたザウバーに加入。同年は9回の入賞を果たし、チームのコンストラクターズ6位獲得に貢...
2024年F1ニュース

MP4/5Bでのセナ追悼ランは“キャリア最大の栄誉”とハミルトン「止まりたくなくて、予定より1、2周多く走った」

 日曜日のF1第21戦サンパウロGPの決勝レースを前に、メルセデスのルイス・ハミルトンは深い感動に包まれながら、アイルトン・セナのタイトル獲得マシンであるマクラーレンMP4/5Bに乗ってインテルラゴスのコースに登場した。ハミルトンは、この機会を自身のキャリアにおける“最高の栄誉”と表現した。 セナを子ども時代のヒーロー、そしてインスピレーションとして長年崇拝してきた7度の世界チャンピオンであるハミ...
2024年F1ニュース

低迷アルピーヌが一躍6位! オコンとガスリーのダブル表彰台が約55億円の経済的利益をもたらす可能性

 アルピーヌは、サンパウロGPでまったく予想外のダブル表彰台を獲得した。また、土曜日のスプリントレースではピエール・ガスリーが7位に入ったことで、11月最初の週末を通して合計35ポイントという驚異的な選手権ポイントを獲得してみせた。 これは先週末のインテルラゴスで1チームが獲得した最高得点であり、今シーズンこれまでの20回のグランプリでアルピーヌが獲得したポイントの2.5倍に匹敵する。 チームが水...
2024年F1ニュース

コンストラクターズタイトルを目指すマクラーレン「今後も最優先事項であり続ける」と代表が主張

 マクラーレンF1のチーム代表を務めるアンドレア・ステラは、これまでコンストラクターズ選手権のタイトル獲得がチームにとっての最優先事項であり、それは今後も変わらないと主張した。 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、サンパウロGPでの優勝によってドライバーズ選手権におけるランド・ノリスとの差を62ポイントに広げ、ノリスにとってすでにわずかとなっていた今年のタイトル獲得の可能性に大きな打撃を与...
2024年F1ニュース

2024年F1第21戦サンパウロGP決勝トップ10ドライバーコメントまとめ(2)

 2024年F1第21戦サンパウロGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)だ。■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)予選=6番手(Q1=7番手1分29秒839:ウエ...
2024年F1ニュース

2024年F1第21戦サンパウロGP決勝トップ10ドライバーコメントまとめ(1)

 2024年F1第21戦サンパウロGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、角田裕毅(RB)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、リアム・ローソン(RB)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)だ。■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)予選=16番手(Q1=16番手1分31...
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アルボン「チームには申し訳ないとしか言いようがない。アクシデントは予測できなかった」:ウイリアムズ F1第21戦決勝

 2024年F1第21戦サンパウロGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのフランコ・コラピントはリタイアでレースを終え、アレクサンダー・アルボンは予選でのクラッシュの影響によりレースに出場できなかった。 雨のなか行われたサンパウロGPの予選において、コラピントはQ1で、アルボンはQ3でそれぞれクラッシュを喫した。予選後、ウイリアムズは2台のマシンのダメージを調査し修復作業を行なっているとアナウンス...
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アロンソ「いい仕事をしてくれたメカニックのために、フィニッシュだけはしたかった」:アストンマーティン F1第21戦決勝

 2024年F1第21戦サンパウロGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは14位、ランス・ストロールはレースをスタートできずに予選を終えた。 ストロールはレーススタート前のフォーメーションラップ中にターン4でスピンを喫した。マシンはウォールに触れたもののストロールは動き出すことができたが、グラベルの上にマシンを進めたためスタックしてしまいスタートできなかった。■フェル...
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ボッタス「Q2に進めてよかった。赤旗さえなければQ3も可能だったと思う」:キック・ザウバー F1第21戦決勝

 2024年F1第21戦サンパウロGPの決勝レースが行われ、キック・ザウバーのバルテリ・ボッタスは13位、周冠宇は15位でレースを終えた。■バルテリ・ボッタス(ステークF1チーム・キック・ザウバー)予選=11番手決勝=13位(69周/69周)11番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→インターミディエイト2024年F1第21戦サンパウロGP バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー) Q2に進出でき...
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ヒュルケンベルグ「自分のミスだが、動けなくなったのは本当に不運だった」:ハース F1第21戦決勝

 2024年F1第21戦サンパウロGPの決勝レースが行われ、ケビン・マグヌッセンの代役として出場したオリバー・ベアマンは12位、ニコ・ヒュルケンベルグは失格でレースを終えた。 ヒュルケンベルグは決勝レースを18番手からスタートし、25周目に1回目のピットストップを行った。しかし27周目にターン1でスピンし、マシンが止まってしまった。マーシャルがマシンを押したことで、ヒュルケンベルグはコースに戻るこ...
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サインツが予選と決勝でクラッシュ。リタイア後の“潜在的に危険な行為”で戒告も:フェラーリ/F1第21戦

 2024年F1サンパウロGP(ブラジルGP)決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは予選6番手/決勝5位、カルロス・サインツは予選14番手/決勝リタイアという結果だった。 ルクレールは6番グリッドからスタートでひとつ順位を上げて、5番手を走行、24周目という誰よりも早いタイミングでタイヤ交換を行い、13番手に落ちた。赤旗前には7番手を走行。ファイナルスティントで一時4番手を走行したが、ジョージ...
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ローソン9位入賞「5番グリッドだったから不満が残る結果。ピアストリにスピンさせられたことがレースに影響した」

 2024年F1サンパウロGP(ブラジルGP)決勝で、RBのリアム・ローソンは予選5番手/決勝9位で入賞を果たした。 5番グリッドからのスタートで1周目にひとつ順位を落とし、その後、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に抜かれて7番手を走行した。ローソンは、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)との接触によりスピンを喫しており、この件ではピアストリに10秒のペナルティが科されている。 バーチャル...
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首位走行も赤旗で4位のラッセル「僕自身はステイアウトしたかったから、すごく腹が立った」メルセデス/F1第21戦

 2024年F1サンパウロGP(ブラジルGP)決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは予選2番手/決勝4位、ルイス・ハミルトンは予選16番手/決勝10位だった。 2番グリッドのラッセルは、スタート直後にランド・ノリス(マクラーレン)を抜いてトップに立ち、ファーストスティントでレースをリードした。しかしバーチャルセーフティカー(VSC)終盤の28周目にタイヤ交換を行い、ポジションを落とした数周後に赤...
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オコン&ガスリーの幼なじみペアがダブル表彰台に感無量「最終ラップ、カート時代に思いを馳せた」アルピーヌは6位に

 2024年F1サンパウロGP(ブラジルGP)決勝で、アルピーヌのエステバン・オコンは予選4番手/決勝2位、ピエール・ガスリーは予選15番手/決勝3位だった。 4番グリッドからスタートしたオコンは、後ろのシャルル・ルクレール(フェラーリ)を抑えながら4番手を維持して走行、前の3台がピットインし、トップに浮上した後、赤旗が出たことで、時間をロスせずにタイヤ交換を済ますことができ、最終スティントを首位...
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PPのノリス、赤旗で後退しタイトル争いにも打撃「ライバルはラッキーだったが、僕は不運だった。戦略に誤りはない」

 2024年F1サンパウロGP(ブラジルGP)決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは予選1番手/決勝6位、オスカー・ピアストリは予選8番手/決勝8位だった。 ポールシッターのノリスは、スタート直後にジョージ・ラッセル(メルセデス)の後ろに落ち2番手に。バーチャルセーフティカー(VSC)の終わりの28周目、ふたりは同時にピットイン、コース復帰の翌周にノリスはラッセルを抜いて4番手に上がった。 その直...
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レッドブル&HRC密着:スタートダッシュに成功。ステイアウトの選択にフェルスタッペンが感謝「正しい判断を下した」

 延期されて日曜日の現地時間朝7時半から開始されたF1第21戦サンパウロGPの予選で、タイムアタック中に他車のクラッシュによる赤旗でQ2敗退となったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。一方、ドライバーズ選手権で2位のライバル、ランド・ノリス(マクラーレン)はポールポジションを獲っていた。 予選を終えた段階で、ホンダ・レーシング(HRC)の折原伸太郎(トラックサイドゼネラルマネージャー)は「こ...
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フェルスタッペン、6月以来の優勝でポイントリード拡大「17番手から勝つなんて驚いた。マシンが自信を与えてくれた」

 2024年F1サンパウロGP(ブラジルGP)決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは予選12番手/決勝1位、セルジオ・ペレスは予選13番手/決勝11位だった。フェルスタッペンはパワーユニット(PU)エレメント交換によるグリッド降格ペナルティを受け、17番グリッドからスタートしながら、悪コンディションのレースで、2位エステバン・オコン(アルピーヌ)に19.477秒の大差をつけて優勝した。フ...
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【角田裕毅F1第21戦分析】スプリント後のマシン変更で好転。追い抜きは叶わずも「ウエットタイヤの判断はよかった」

 2019年のF1日本GP以来となる予選と決勝レースを同日に行うワンデー・イベントとなった今年の第21戦サンパウロGP。現地時間朝7時半から開始された予選で、角田裕毅(RB)が見事3番手を獲得した。 これは角田が2023年の最終戦アブダビGPで獲得した自身予選最高位となる6番手を上回る自己最高位となるとともに、2004年ヨーロッパGPでの佐藤琢磨の2番手、2012年ベルギーGPでの小林可夢偉の2番...
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スタート手順に違反したノリスとラッセル、罰金のみで順位変わらず。角田とローソンは情状酌量によりペナルティなし

 F1サンパウロGP(ブラジルGP)決勝スタートがやり直しになった際の手順において違反を犯したとして、ランド・ノリス(マクラーレン)とジョージ・ラッセル(メルセデス)に罰金が科された。なお、同様の違反を犯した角田裕毅(RB)とリアム・ローソン(RB)については、ノリスらの過失に影響された行為であると判断されて、ペナルティは科されなかった。 決勝のフォーメイションラップで、ランス・ストロール(アスト...
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角田裕毅、序盤3番手走行も赤旗が不利に働き7位「走りには満足。結果に複雑な思いだが、入賞できたことは嬉しい」

 2024年F1サンパウロGP(ブラジルGP)で、RBの角田裕毅は予選3番手/決勝7位という結果だった。 午前の雨の予選で自己最高位の予選3番手を獲得。決勝では3番グリッドからスタート、ファーストスティントの終盤まで3番手を維持した。27周目にエステバン・オコン(アルピーヌ)に抜かれた後、28周目にタイヤ交換を行い、6番手でコースに復帰。しかし30周目にセーフティカーが出動した後、32周目にはフラ...
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【F1第21戦の要点】コンストラクターズ6位に急浮上。雨と幸運が生んだアルピーヌのダブル表彰台

 F1サンパウロGPの決勝でアルピーヌがまさかのダブル表彰台を獲得し、コンストラクターズ選手権6位に大躍進した。エステバン・オコンが2位、ピエール・ガスリーが3位。カート時代からライバル同士だったふたりはその後半目し合い、F1でチームメイトとなった今も決して仲は良くない。それでも表彰台では、素直に健闘を称え合っていた。「僕らに賭けようなんて人は、レース前には誰もいなかっただろうね」と、レース後のイ...
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【ポイントランキング】2024年F1第21戦サンパウロGP終了時点

 2024年F1第21戦サンパウロGPの決勝が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝した。2位はエステバン・オコン(アルピーヌ)、3位はピエール・ガスリー(アルピーヌ)となっている。角田裕毅(RB)は7位だった。 フェルスタッペンは優勝の25ポイントに加えて、ファステストラップも記録したため合計26ポイントを獲得した。ドライバーズ選手権2位のランド・ノリス(マクラーレン)は6位でレ...
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フェルスタッペンが17番手から今季8勝目。アルピーヌ歓喜のダブル表彰台【決勝レポート/F1第21戦】

 現地時間11月3日、2024年F1第21戦サンパウロGP(ブラジルGP)の決勝レースが行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季8勝目、自身通算62勝目を飾った。 2位にエステバン・オコン(アルピーヌ)、3位にピエール・ガスリー(アルピーヌ)が続いた。自己ベストの3番グリッドからスタートした角田裕毅(RB)は7位となった。 インテルラゴス・サーキットを舞台に開催された第21戦。決勝を...
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【順位結果】2024年F1第21戦サンパウロGP決勝

 2024年F1第21戦サンパウロGPの決勝が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝した。2位はエステバン・オコン(アルピーヌ)、3位はピエール・ガスリー(アルピーヌ)となっている。角田裕毅(RB)は7位だった。■2024年F1第21戦サンパウロGP 決勝暫定結果PosNo.DriverTeamTimeLaps11M.フェルスタッペンレッドブル2h06’54.43069231E.オ...
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予選Q3でクラッシュしたアルボン、決勝レースを欠場。マシン修復が間に合わず/F1第21戦

 ウイリアムズ・レーシングは、アレクサンダー・アルボンがF1第21戦サンパウロGPの決勝レースを欠場すると発表した。 サンパウロGPは土曜日の午後から大雨に見舞われ、当初土曜の午後に行われる予定だった公式予選を順延し、日曜日の現地時間朝7時半より実施した。しかし予選中も雨は降り続き、Q1ではアルボンのチームメイトであるフランコ・コラピント(ウイリアムズ)がクラッシュ。その後のQ2でも赤旗中断が相次...
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角田裕毅が波乱の予選で3番手の快挙「トリッキーだったがエンジョイした。今日はペースが良かった」決勝で大量得点狙う

 F1サンパウロGPの予選が、雨の悪コンディションで、赤旗が相次ぐ荒れた展開となるなか、RBの角田裕毅はQ3まで生き残り、自己最高位の3番手を獲得した。 5台がクラッシュし、赤旗中断をはさんで行われた予選で、角田もコースオフするシーンがあったものの、クラッシュは免れ、コースに復帰することができた。Q3最初のアタックでは暫定7番手。最後のアタックラップでランド・ノリス(マクラーレン)とジョージ・ラッ...
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F1 Topic:5年ぶりの『ワンデー開催』で想定されるシナリオ。選手権争いへの影響と、ポイント付与の可能性

 F1第21戦サンパウロGP土曜日の予選が日曜日の朝7時30分(日本時間19時30分)に順延された。これにより、2024年のサンパウロGPは日曜日に予選と決勝レースを行う、いわゆる『ワンデー開催』となった。 F1で日曜日にワンデー開催が行われるのは、台風19号の接近に伴い、土曜日に予定されていたすべてのセッションの中止を決定した2019年日本GP以来となる。2024年F1第21戦サンパウロGP土曜...
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角田裕毅、自己ベストの予選3番手。赤旗5回の波乱の中ノリスがPP獲得【予選レポート/F1第21戦】

 11月3日、2024年F1第21戦サンパウロGP(ブラジルGP)の予選がインテルラゴス・サーキットで行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)がポールポジションを獲得した。 2番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手に角田裕毅(RB)が続いた。■Q1:角田5番手。ハミルトンまさかの16番手 土曜日に予定されていた予選は大雨のため延期となり、決勝が行われる日曜日の現地時間7時30分(日本時間19...
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角田裕毅が3番手【順位結果】2024年F1第21戦サンパウロGP予選

 2024年F1第21戦サンパウロGPの予選が行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)がポールポジションを獲得した。2番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手は角田裕毅(RB)となっている。■2024年F1第21戦サンパウロGP 予選暫定結果PosNo.DriverTeamTimeLaps14L.ノリスマクラーレン1’23.40533263G.ラッセルメルセデス1’23.57829322角田裕...
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スプリント3位のルクレール、フェルスタッペンとの戦いで苦戦「終盤タイヤが辛くなった」フェラーリ/F1第21戦

 2024年F1サンパウロGP(ブラジルGP)の土曜スプリントで、フェラーリのシャルル・ルクレールは3位を獲得した。 ミディアムタイヤでスタートし、グリッドと同じ3番手を維持して走行するが、18周目にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に抜かれて4番手に落ちた。フィニッシュ後、フェルスタッペンがバーチャル・セーフティカー規則への違反によりペナルティを受けたため、ルクレールは3位に繰り上がった。...
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レッドブル&HRC密着:「ロングランのペースを回復できた」フェルスタッペンは降格も、ポジティブなスプリントレースに

 2024年F1第21戦サンパウロGPは土曜日を終え、チャンピオンシップ争いは一層、混迷を深めている。 スプリントを4番手からスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は18周目にシャルル・ルクレール(フェラーリ)をオーバーテイクして3番手でチェッカーフラッグを受けたが、スプリント終盤に出されたバーチャル・セーフティカー(VSC)の終了時に定められた最低タイムを超えて速く走っていた疑いが...
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【角田裕毅F1第21戦展望】データ収集に徹したスプリントでは「興味深い発見があった」予選に向けたセットアップ変更に活かす

 土曜日の午前11時から開始されたF1第21戦サンパウロGPのスプリント。24周で行われる約30分のこのイベントを、角田裕毅とRBはポイント獲得のためのセッションではなく、マシンの走行データを収集するための時間に充てた。それは金曜日のスプリント予選での、謎の失速があったからだ。 スプリント予選で18番手に終わった角田だが、スプリント予選16番手のフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がマシン...
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チームオーダーでスプリントの勝利を得たノリス「誇れることではないが、タイトルのため必要だった。オスカーに感謝」

 2024年F1サンパウロGP(ブラジルGP)の土曜スプリントで、マクラーレンのランド・ノリスが勝利を収め、オスカー・ピアストリは2位を獲得した。 スプリント予選で最速だったピアストリは、スプリントもリードするが、ドライバーズ選手権を考慮したチームの指示により、2番手を走るノリスに、終盤ポジションを譲った。 すぐ後ろにマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が迫っていたため、ポジション入れ替えを安...
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フェルスタッペン、スプリント4位「VSCでチャンスを失ったのは残念だが、トップ争いする速さがあったことは嬉しい」

 2024年F1サンパウロGP(ブラジルGP)の土曜スプリントで、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは4位、セルジオ・ペレスは8位を獲得した。 フェルスタッペンは4番グリッドからミディアムタイヤでスタート、4番手を走行し続けた後、18周目にシャルル・ルクレール(フェラーリ)をかわして3番手に上がった。前を行くマクラーレン勢にフェルスタッペンが迫るなか、ドライバーズ選手権を考慮して、首位のオスカ...
2024年F1ニュース

ローソン、スプリント9位でポイントならず「ペレスを抑え続けるだけのスピードがなかった」/F1第21戦土曜

 2024年F1サンパウロGP(ブラジルGP)の土曜スプリントで、RBのリアム・ローソンは9位だった。なお、午後に予定されていた予選は悪天候のため、日曜日に延期された。 ローソンは8番グリッドからミディアムタイヤでスタートし、8番手を維持しながら、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)の後方1秒前後を走行。しかし、20周目にセルジオ・ペレス(レッドブル)に抜かれ、ポイント圏外に落ちた。 テクニカルディレ...
2024年F1ニュース

角田裕毅、スプリント15位「ペースが良くなくて、思うように順位を上げられなかった」日曜の改善に期待/F1第21戦土曜

 2024年F1サンパウロGP土曜日のスプリントで、RBの角田裕毅は15位という結果だった。なお、午後に予定されていた予選は悪天候のため、日曜日に延期された。 17番グリッドからミディアムタイヤでスタート。序盤は17番手を走行、10周目にバルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)を抜き、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)のリタイアにより15番手に上がり、その位置でフィニッシュした。 テクニカルディレクタ...
2024年F1ニュース

悪天候のF1サンパウロGP、日曜の新スケジュールが発表。予選は日本時間19時30分にスタート、決勝時刻も変更に

 F1とFIAは、サンパウロGP(ブラジルGP)土曜予選を悪天候のため、日曜開催に延期した後、新たなスケジュールを発表した。 現地土曜日15時スタートの予定だった予選は、激しい雨のため、ディレイが続いた後、現地17時に、日曜への延期が決まった。その後、日曜日の新しいスケジュールが発表され、現地午前7時30分(日本時間19時30分)から予選、現地12時30分(日本時間24時30分)から決勝が行われる...
2024年F1ニュース

【F1第21戦予選&決勝展望】苦手なインテルラゴスで好走。スプリントで見せたレッドブル復調の兆し

 2024年F1第21戦サンパウロGPの土曜日はスプリント終了後から大雨が降り、予選は決勝日に延期となった。ただ、決勝日も降水確率は60%と土曜日以上に高く、引き続き悪天候に翻弄される恐れはある。 まだ雨が降る前に行われたフリー走行、スプリント予選、そして24周のスプリントの各セッションは、決勝日を展望する上で非常に興味深いものだった。 まず見えたのが、マクラーレンとフェラーリの力関係の逆転だった...
2024年F1ニュース

大雨に見舞われたF1サンパウロGP、予選は決勝日に延期へ

 11月2日に予定されていた2024年F1第21戦サンパウロGP(ブラジルGP)の予選は、大雨に見舞われ1時間45分のディレイの末、延期となった。 ドライコンディションの中で開催されたスプリント終了後、インテルラゴス・サーキットは猛烈な雨に見舞われた。 Q1開始予定時刻の日本時間3日3時(現地時間2日15時)を迎えるも、依然として強い雨は止まず予選セッション開始時刻はディレイに。 その後、5回にわ...
2024年F1ニュース

フェルスタッペンに5秒ペナルティ。VSC中の最低タイムに0.63秒足らずスプリント3位を失う/F1第21戦

 11月2日に行われた2024年F1第21戦サンパウロGP(ブラジルGP)のスプリント終了後、暫定で3位につけていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に対し、5秒のタイムペナルティが下った。 これにより、フェルスタッペンは4位に後退。4番手でチェッカーを受けたシャルル・ルクレール(フェラーリ)がスプリント3位の座を手にした。 フェルスタッペンは、ファイナルラップで迎えたバーチャル・セーフティ...
2024年F1ニュース

ノリスがスプリントを制す。チーム内バトルの駆け引きとフェルスタッペンの猛追【レポート/F1第21戦】

 11月2日、2024年F1第21戦サンパウロGP(ブラジルGP)のスプリントが行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)がトップチェッカーを受けた。2位にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。角田裕毅(RB)は15位となった。 今季6戦が行われるタイヤ交換義務のないスプリント。5戦目となる今回は24周で争われた。タイヤ選択は全車がイエローのミデ...
2024年F1ニュース

【順位結果】2024年F1第21戦サンパウロGPスプリント

 2024年F1第21戦サンパウロGPのスプリントが行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)がトップでフィニッシュした。2位はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。角田裕毅(RB)は15位だった。■2024年F1第21戦サンパウロGP スプリント暫定結果PosNo.DriverTeamTimeLaps14L.ノリスマクラーレンLEADER2...
2024年F1ニュース

F1 Topic:エンジンの使用計画に懸念。ノーポイント回避のため6基目の投入を決断したレッドブル&HRC

 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がF1第21戦サンパウロGP金曜日のフリー走行で6基目のICE(内燃機関=エンジン)を投入した。これにより、フェルスタッペンは日曜日の決勝レースで5グリッド降格となる。 なぜ、レッドブルとホンダ・レーシング(HRC)は、このタイミングでフェルスタッペンのエンジンを新しくしたのか。 ひとつ噂されているのは、前戦メキシコシティGPでのトラブルだ。ただし、HRC...
2024年F1ニュース

ルクレールがスプリント予選3番手「マクラーレンは速いが、諦めずに挑戦し続ける」フェラーリ/F1第21戦

 2024年F1サンパウロGP(ブラジルGP)の金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはスプリント予選で3番手だった。マクラーレンのオスカー・ピアストリが出した最速ラップとの差は、0.254秒だった。■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)FP1 6番手(1分11秒038:ソフトタイヤ/31周)スプリント予選 3番手(SQ1=4番手1分10秒388:ミディアムタイヤ/SQ2=3番手1分0...
2024年F1ニュース

スプリント予選トップのピアストリ「ワンツーを維持できたら、最後にノリスにポジションを譲る」/F1第21戦

 2024年F1サンパウロGP(ブラジルGP)の金曜、マクラーレンのオスカー・ピアストリはスプリント予選で最速、ランド・ノリスは2番手だった。ノリスはSQ1とSQ2でトップタイムを出したが、SQ3ではピアストリが0.029秒差で逆転した。 マクラーレンは、今回、アップデート・コンポーネントとして、リヤウイングをビームウイングの変更を申告している。■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1...
2024年F1ニュース

レッドブル&HRC密着:フェルスタッペン「コースに出た瞬間に厳しい戦いになるとわかった」バンプの多いセクター2で遅れ4番手

「スプリント予選が始まって、コースインした瞬間、今日は厳しい戦いになることがわかった」 F1第21戦サンパウロGPのスプリント予選で4番手に終わったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)はそう語り、こう続けた。「路面の凹凸がひどくて、クルマをコントロールするのが難しかった。サーキット側は路面を補修したと言うけど、実際には走りにくくなったと思う」2024年F1第21戦サンパウロGP マックス・フェ...
2024年F1ニュース

【角田裕毅F1第21戦展望】バンピーな路面を得意とするマシンでも18番手。本人も驚きを隠さず「これほど差があるとは」

 それは本人も驚く、謎の失速だった。F1第21戦サンパウロGPスプリント予選のSQ1の1回目のアタックを終えて、SQ2進出圏内の14番手にいた角田裕毅(RB)は、満を持して2回目のアタックに出る。特にひどい渋滞があったわけでもなく、3つのセクターでいずれも自己ベストを更新して、コントロールラインを駆け抜けていった。 しかし、タイムは1分11秒121と奮わず、アタックを終えた時点で12番手に終わった...
2024年F1ニュース

ルクレール、メキシコでのレース後会見で不適切な言葉を使用したとして罰金約166万円を科される

 フェラーリのシャルル・ルクレールは、2024年F1第20戦メキシコシティGPのレース後の記者会見において、不適切な言葉を使用したとして罰金を科された。 前戦メキシコシティGPで3位に入賞したルクレールは、レース後に行われたFIAの記者会見に参加した。そのなかで、レース終盤に最終コーナーでマシンをコントロールしようと奮闘していた際のことについて質問を受けた際、ルクレールは下品な言葉を使用した。しか...
2024年F1ニュース

フェルスタッペン、スプリント予選4番手「路面の再舗装で、かえって運転しづらくなった」レッドブル/F1第21戦

 2024年F1サンパウロGP(ブラジルGP)の金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはスプリント予選で4番手、セルジオ・ペレスは13番手だった。 FP1開始時、FIAはレッドブルがフェルスタッペン車のパワーユニット(PU)にシーズン6基目のICE、7基目のエキゾーストシステムを入れたことを発表した。このうちICEについてはシーズン中に使用が許されている基数を超えているため、フェルスタッペン...
2024年F1ニュース

ローソンが念願のブラジル初走行で、スプリント予選8番手「皆の努力でFP1から進歩した。全力でポイントを目指す」

 2024年F1サンパウロGP(ブラジルGP)の金曜、RBのリアム・ローソンはスプリント予選で8番手を獲得した。ローソンがインテルラゴス・サーキットで走るのは今回が初めて。週末を前にローソンは、インテルラゴスはずっと以前から走ってみたいと思っていたサーキットだと話していた。■リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)FP1 11番手(1分11秒301:ミディアムタイヤ/26...
2024年F1ニュース

角田裕毅、スプリント予選18番手「良いラップと感じたのに、タイムが遅くて驚いた」チームは困惑、マシンを確認へ

 2024年F1サンパウロGP(ブラジルGP)の金曜、RBの角田裕毅はスプリント予選で18番手だった。 レーシングディレクターのアラン・パーメインは、一日を次のように振り返った。「今日は、2台で明暗が分かれた。リアム(・ローソン)にとってはとても良い一日だった。彼がSQ3に進出したことを祝福したい」「裕毅のマシンについては、すべてを見直すつもりだ。FP1を終えた時点では、どちらのドライバーもとても...
2024年F1ニュース

ハース、マグヌッセンの完全欠場を発表。ベアマンが3日間を走行、決勝出場へ/F1サンパウロGP

 ハースF1チームは、F1サンパウロGP(ブラジルGP)の金曜セッションを体調不良により欠席したケビン・マグヌッセンが、土曜日以降も出場しないことを発表した。急きょ代役を務めたオリバー・ベアマンが日曜決勝にも出走することになる。 金曜フリープラクティスを前に、ハースは、マグヌッセンが体調不良に陥っているため、金曜のセッションに参加しないと発表した。代役として、公式リザーブドライバーで、来季レースド...
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【タイム結果】2024年F1第21戦サンパウロGPスプリント予選

 2024年F1第21戦サンパウロGPのスプリント予選が行われ、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がトップタイムをマークした。2番手はランド・ノリス(マクラーレン)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となっている。角田裕毅(RB)は18番手だった。■2024年F1第21戦サンパウロGPスプリント予選 正式結果PosNo.DriverTeamTimeLaps181O.ピアストリマクラーレン...
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レッドブルのフェルスタッペン、6基目のICEを投入。5グリッド降格が決定/F1第21戦

 F1第21戦サンパウロGPにおいて、オラクル・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが6基目のICEを投入した。これによりフェルスタッペンは、日曜日の決勝レースで5グリッド降格ペナルティを受けることになる。 フリー走行1回目の開始後にFIAが発行したドキュメントによると、フェルスタッペンは6基目のICEのほかに、8基目のエキゾーストも新たに使用していることがわかった。ICEは1シーズ...
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F1サンパウロGP FP1:ノリスが最速、代役ベアマンが3番手。フェルスタッペンは新しいICEを投入

 2024年F1第21戦サンパウロGPのフリー走行1回目が行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)がトップタイムをマークした。2番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手はオリバー・ベアマン(ハース)となっている。角田裕毅(RB)は12番手だった。 アメリカ大陸3連戦の最後は、ブラジルのアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ、通称“インテルラゴス・サーキット”を舞台に開催されるサンパウロGPだ...
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【タイム結果】2024年F1第21戦サンパウロGPフリー走行1回目

 2024年F1第21戦サンパウロGPのフリー走行1回目が行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)がトップタイムをマークした。2番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手はオリバー・ベアマン(ハース)となっている。角田裕毅(RB)は12番手だった。■2024年F1第21戦サンパウロGPフリー走行1回目 リザルトPosNo.DriverTeamTimeLaps14L.ノリスマクラーレン1’10.6...
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ハースのマグヌッセン、体調不良により金曜の走行を欠場。リザーブのベアマンが代役/F1第21戦

 マネーグラム・ハースF1チームは、レギュラードライバーのケビン・マグヌッセンが体調不良により、F1第21戦サンパウロGPの金曜日の走行を行わないと発表した。 サンパウロGPはスプリントフォーマットで開催されるため、金曜はフリー走行とスプリント予選が行われる。マグヌッセンはそのどちらにも出場せず、同チームのリザーブドライバーを務めるオリバー・ベアマンが代役としてステアリングを握ることになる。 チー...
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自身を批判する一部の人間に腹を立てるフェルスタッペン「僕はただパフォーマンスを発揮し続けるだけ」と気に留めず

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、前戦メキシコシティGPで2度ペナルティを受けたことや、ドライビングガイドラインの見直しが行われることなどについて、第21戦サンパウロGPのFIA会見で様々な質問を受けたが、フェルスタッペンは自身への批判には耳を貸さないと主張し、自分が何をしているかわかっていると述べた。 自分が攻撃的すぎて制御不能になっていると感じているかと問われると、フェルスタッペンは...
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ハミルトン、セナの戴冠マシン『MP4/5B』でデモランへ「ここでドライブできるなんて思いもしなかった」

 メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、F1第21戦サンパウロGPの週末に、アイルトン・セナが1990年にタイトルを獲得したマシン『マクラーレン・ホンダMP4/5B』でデモ走行を行う。ブラジルの名誉市民であるハミルトンは、この大国に多くのファンを抱えているが、1990年にセナを2度目の世界チャンピオンに導いたマクラーレン・ホンダをドライブするということに非常に感動していた。 子どもの頃のヒーローの...
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F1コラム:標高2240メートルでの過酷なレース。高地のコンディションがドライバーとチームメンバーにもたらす困難

 ベテランモータースポーツジャーナリスト、ピーター・ナイガード氏が、F1で起こるさまざまな出来事、サーキットで目にしたエピソード等について、幅広い知見を反映させて記す連載コラム。今回は、メキシコ、ブラジルという標高が高い会場での連戦のなか、高地のコンディションがもたらす影響について解説した。──────────────── メキシコシティGPの会場アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスは、いくつか...
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ウイリアムズF1チーム、200億円の資本増強で競争力向上を狙う

 ウイリアムズ・レーシングは、財務状況を大幅に改善するため、新株1億株の売却を通じて1億ポンド(約196億円)の資本注入を確保したと報じられている。『Speedcafe』の報道によるとウイリアムズは、シンガポールGPとアメリカGPの間の10月11日に売却を完了したという。 この多額の資金調達は、ウイリアムズのオーナーであるドリルトン・キャピタルが、同チームのF1における長期的な成功に向けて継続的に...
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F1第21戦木曜会見:「やるべきことをやるだけ」王者フェルスタッペン、繰り返されるドライビングへの質問に我慢強く対応

 ルイス・ハミルトン(メルセデス)がアイルトン・セナを今も英雄と称えていることは、あまりにも有名だ。事故死から30年目に開催される今年の第21戦サンパウロGPで、セナのチャンピオンマシン『MP4/4』を運転することに、ハミルトンは興奮を隠しきれなかった。Q:土曜日の夜には、1990年型マクラーレンを運転する予定ですね。インテルラゴスで彼を偲ぶことは、どれほど特別なことでしょう?ハミルトン:昔、マク...
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ローソン、接触を反省もアプローチは変えず「ミスから学びつつ自分のスタイルを貫く。F1は友達作りの場ではない」

 RBのリアム・ローソンは、F1メキシコシティGPでレッドブルのセルジオ・ペレスとバトルするなかで接触したことに関して、今後より一層インシデントを避ける努力をすると述べる一方で、自分のドライビングスタイルを変えるつもりはないと強調した。 メキシコ決勝で、10番手を走行中のローソンは、後ろから追いついてきたペレスと激しいバトルを繰り広げ、そのなかで軽い接触が起き、ペレスのマシンがダメージを負った。レ...
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メルセデス、終盤戦のアップグレード投入を断念する可能性を示唆。クラッシュによる修復費用がかさみ予算制限を懸念

 メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ウォルフは、メルセデスが今シーズンの終盤戦にアップグレードを持ち込む可能性が低いことを認め、その理由についてイタリアGP以降チームが大規模なクラッシュを立て続けに耐え抜いたせいだと語った。メルセデスは、夏休み前にW15を勝てるマシンに改良するため多額の投資を行ったことから、予算上限に非常に近づいた状況にある。 ジョージ・ラッセルがFP2の開始時に激しいクラ...
2024年F1ニュース

2戦続けてライバルの争いから恩恵を受けたフェラーリ。代表はフェルスタッペンとノリスのバトルを喜ぶ

 フェラーリF1のチーム代表を務めるフレデリック・バスールは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とランド・ノリス(マクラーレン)が争う状況においてフェラーリが恩恵を受けたことから、ふたりが戦っていることに満足した様子を見せた。 アメリカGPとメキシコシティGPでは、フェラーリのシャルル・ルクレールはフェルスタッペンとノリスのバトルから最大の恩恵を受け、互いの前に出ようと争うなかでコースアウト...
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ブラジルでF1の放映権争いが勃発。大手テレビ局2社が来季2025年の契約を主張

 F1はブラジルでの大規模な“メディア戦争”の中心となっている。 これは2社の大手テレビ局が、2025年のグランプリの完全放映権を獲得できると考えているために起こっている争いであり、状況はここ数週間で大幅に悪化している。F1の商業権保有者は2社の争いがエスカレートしている状況についてコメントしていない一方で、現在の放映権保有者である『Band TV』は、2025末まで有効な当初の契約を履行すると主...
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フェラーリの元戦略責任者がスポーティングディレクターとしてザウバーに加入。前任者ツェンダーは新役職へ

 ザウバーは、2026年に向けアウディへの移行を継続するなかで、フェラーリの元レースストラテジストであるイグナシオ・ルエダを含む数名が新たに加入したことを発表した。 スペイン出身のルエダは、ザウバーのスポーティングディレクターに就任する。この役職は長年チームに所属してきたベアト・ツェンダーが務めていたが、ツェンダーはシグネチャープログラムおよびオペレーション担当ディレクターという新たな役職に就き、...
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【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第20戦】完璧だったサインツ。ライバルに妨害されつつ、接触を回避したノリス

 長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価し、ベスト5のドライバーを選出した。今回はメキシコシティGPの週末を振り返る。─────────────────────────── アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスは、一見簡単そうに見えるが、高い標高によるダウ...
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角田裕毅に求められるマインドセット。戦い方を変えざるを得ないフェルスタッペン【中野信治のF1分析/第20戦】

 アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスを舞台に行われた2024年第20戦メキシコシティGPは、カルロス・サインツ(フェラーリ)がポール・トゥ・ウインで今季2勝目/通算4勝目を飾りました。 今回は予選・決勝とクラッシュが続いた角田裕毅(RB)、計20秒のタイムペナルティが課されたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)などについて、元F1ドライバーでホンダの若手ドライバー育成を担当する中野信治氏が...
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アロンソ、ブラジルでもメディアデーを欠席。腸内感染症の治療のため一時的にヨーロッパへ/F1第21戦

 アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームは、今週末のF1第21戦サンパウロGPを前に、フェルナンド・アロンソがメディアデーを欠席することを明らかにした。 アロンソは前戦メキシコシティGPでも、体調不良により木曜日に予定されていたメディアデーを欠席していた。その後は金曜日にサーキットに到着し、予定通りFP1ではリザーブドライバーのフェリペ・ドルゴヴィッチにマシンを譲り、自身はFP2からセ...
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ランキング3位に落ちたレッドブル。代表はシーズン中のペレス解雇の可能性を否定せず「F1は結果重視のビジネス」

 F1メキシコシティGP後、レッドブル・レーシング代表クリスチャン・ホーナーは、メディアからの質問に対して、セルジオ・ペレスが2024年シーズン最終戦まで確実にチームに残るという保証を与えなかった。低迷が続くペレスはホームグランプリでもノーポイントに終わり、彼の成績不振がレッドブルのコンストラクターズ選手権での戦いに大きな打撃を与えている。 ペレスはメキシコで予選18番手に沈んだ後、決勝スタートで...
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フェルスタッペン、メキシコではレースペースが最大の問題だったと主張「ミディアムでもハードでも明らか」

 レッドブルF1のマックス・フェルスタッペンは、現在レッドブルがレースペースを欠いていることが、ランド・ノリス(マクラーレン)との度重なる接触の主な要因だと考えている。F1第20戦メキシコシティGPでのふたりの直近の争いでは、フェルスタッペンが合計20秒のペナルティを受けた。 ピットストップ中にタイムペナルティを消化し、日曜日のレースを6位で終えたフェルスタッペンは、マシンのパフォーマンスが不足し...
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【F1第20戦無線レビュー(2)】ふたつ目のペナルティに呆れるフェルスタッペン「もういい。本当にバカげてる」

 2024年F1第20戦メキシコシティGP。後方からの追い上げを狙うセルジオ・ペレスは、リアム・ローソンとのバトルで接触し怒りを露わにしていた。一方、上位では首位を走るカルロス・サインツと2番手シャルル・ルクレールのフェラーリ勢が2週連続のワン・ツーフィニッシュに向けて走行していたが、ルクレールの背後にはランド・ノリスが迫っていた。メキシコシティGP後半を無線とともに振り返る。──────────...
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ドライビングガイドラインの方向性について「20人中19人の意見が一致」ドライバーらは即時見直しを求める

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの金曜日のブリーフィングで、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は自身が20人のドライバーのなかで孤立していることに気づいた。そのブリーフィングでは、第19戦アメリカGPでのインシデントについて検討と議論が行われ、公正なレースを実現するための新しいガイドラインについてFIAのオフィシャルとともに話し合いが行われた。「コーナーのエイペックスで前にいるドラ...
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【F1第20戦無線レビュー(1)】母国レースのペレス、痛恨の停止ミスで審議「とんでもない。素晴しいスタートだった」

 2024年F1第20戦メキシコシティGP。予選でのクラッシュによりダメージを負ったマシンを修復したクルーに感謝を述べた角田裕毅だったが、スタート直後の接触により角田は早々にレースを終えてしまう。またホームレースを迎えたセルジオ・ペレスはスタート時の違反によりペナルティを受け、僚友マックス・フェルスタッペンもバトル中の違反でペナルティを科されるなど、序盤から各所で話題の多いレースとなった。メキシコ...
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「来年のシートはない」レッドブルとの交渉の噂を否定したコラピント。メキシコ大手通信業者もペレスへの支援継続を明言

 ウイリアムズF1のドライバーであるフランコ・コラピントは、2025年にレッドブルの2チームのうちの1チームでシートを獲得するといううわさを否定した。セルジオ・ペレスがマックス・フェルスタッペンの隣でシートを維持できる可能性はますます低くなっており、レッドブルは来年のグリッドでフェルスタッペン、角田裕毅、リアム・ローソンに加えるための追加のドライバーを必要としている。 レッドブル・レーシングとすで...
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ローソンがペレスへの侮辱行為を謝罪。レッドブル首脳は接触を問題視、ローソンに反省を促す

 RBのリアム・ローソンは、F1メキシコGPで激しくポジションを争ったレッドブルのセルジオ・ペレスに対して、コース上で中指を立てたことを謝罪した。 12周目に10番手ローソンの後ろにペレスが追いつき、バトルをするなかで、19周目のターン4でペレスが前に出かけたが、ローソンは激しく防御。2台はコース外にはみ出しながら、数コーナーにわたってバトルを続け、そのなかで接触が起き、ペレスのマシンのサイドポッ...
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2024年F1第21戦サンパウロGP TV放送&タイムスケジュール

■サーキットデータ・名称:アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ(インテルラゴス・サーキット)・全長:4.309km/レース距離:305.879km・周回数:71/コーナー数:15・ラップレコード:1分10秒540(バルテリ・ボッタス/2018)■タイヤ選択・ホワイト・ハードC3(白)・イエロー・ミディアムC4(黄)・レッド・ソフトC5(赤)■タイムスケジュール/日本時間(現地時間)・11月1日...
2024年F1メキシコシティGP

【SNS特集】F1メキシコシティGP:勝者サインツが古巣の記念撮影に飛び入り。出走400戦、アロンソの物語はまだまだ続く

 タイトル争いを繰り広げるマックス・フェルスタッペンとランド・ノリスがともになかなか主導権を握れない状況のなか、1週間前のアメリカGPで1-2フィニッシュを果たしたフェラーリF1は2台揃って好調をキープ。ポールポジションからスタートしたカルロス・サインツが今季2勝目を挙げた。アストンマーティンF1フェルナンド・アロンソが出走400戦目、地元のヒーロー、セルジオ・ペレスの凱旋など話題豊富だったメキシ...
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ホンダとアルピーヌ、F1コストキャップ規則手続き違反への処罰が決定。それぞれに9000万円/6000万円の罰金

 FIAは、2023年F1財務規則において手続き上の違反があったパワーユニット(PU)マニュファクチャラーのアルピーヌおよびホンダ・レーシング(HRC)と『違反容認合意(Accepted Breach Agreement)/ABA』を結び、両社に罰金を科したことを発表した。 2021年からF1にチームのコストキャップ規則が導入され、2023年には2026年から導入される新世代パワーユニットの開発と...
2024年F1ニュース

フェルスタッペンの走りを擁護するレッドブル代表。競技のガイドラインのせいで状況は複雑化していると語る

 レッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1第20戦メキシコシティGPでのマックス・フェルスタッペンとランド・ノリス(マクラーレン)両名の2回の接触のうち1回目について、ノリスはコースアウトせずに「コーナーを曲がることはできなかっただろう」と主張し、ノリスに対するフェルスタッペンの動きを擁護した。 アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで行われた日曜日のレースの序盤、フェルスタッペン...
2024年F1ニュース

ピアストリ、レッドブルからの関心には驚かずも移籍の噂は否定「他の場所に移るつもりはまったくない」

 マクラーレンF1のドライバーであるオスカー・ピアストリは、将来レッドブルのドライバーになることを考えているとのうわさを強く否定した。 ピアストリは長い間レッドブルの関心の対象となっている。今週レッドブルのモータースポーツコンサルタントを努めるヘルムート・マルコは、ピアストリのマネージャーであるマーク・ウエーバーがドライバー移籍についての話し合いに関心を見せたことを示唆した。ピアストリは2026年...
2024年F1ニュース

フェルスタッペンへのペナルティ適用には一貫性があるとマクラーレン代表が主張「スチュワードが素晴らしい仕事をした」

 マクラーレンF1のチーム代表アンドレア・ステラは、F1第20戦メキシコシティGPでのレーシングインシデントに対するFIAスチュワードの対応を称賛し、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に科されたペナルティはF1にふたたび「権限が存在する」ことを証明していると主張した。 フェルスタッペンはランド・ノリス(マクラーレン)との接触により2度の10秒のタイムペナルティを受けたが、これは一貫性のないル...
2024年F1ニュース

F1 Topic:ホーナー、GPSデータを開示しペナルティに反論。ターン4で最速ラップ時より速かったノリスの走りを分析

 F1第20戦メキシコシティGPのレース後、レッドブルのホスピタリティハウスで行われた定例会見に現れたクリスチャン・ホーナー代表の手にはA4の書類が数枚あった。それはランド・ノリス(マクラーレン)のGPSデータだけを印刷した書類だった。メキシコシティGPの決勝レース後、ホーナーはノリスのGPSデータを印刷して会見に持ち込んだ ホーナーはその種類をジャーナリストたちが見えるようにテーブルに広げ、グラ...
2024年F1ニュース

ドライビング規則の見直しが決定も、渦中のフェルスタッペンは動じず「レースに関しては何も変わらない」

 FIAがF1第20戦メキシコシティGPの週末にF1ドライバーとミーティングを行い、ドライビング・ガイドラインを見直す決定を下したにもかかわらず、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはレースへのアプローチを変えるつもりはないと主張している。 金曜日恒例のドライバーブリーフィングの一環として、各チームのスポーティングディレクターは統括団体であるFIAの代表者らと会合を持った。特に第19戦アメリカG...
2024年F1ニュース

ペレス、接触のローソンに強い憤りを示す「走りがコントロールされておらず、他者への敬意もない」

 レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスは、F1メキシコシティGP決勝でポジション争いをしたRBのリアム・ローソンのレースと態度を激しく非難した。ペレスは、ローソンはホイール・トゥ・ホイールのバトルでコントロールできておらず、他のドライバーへの敬意が全くないと怒りを示した。 ペレスは18番グリッドから、ローソンは12番グリッドから、ともにハードタイヤでレースをスタート。12周目にはペレスはローソ...
2024年F1ニュース

2024年F1第20戦メキシコシティGP決勝 トップ10ドライバーコメントまとめ(2)

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの決勝レースで優勝~5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝~5位のドライバーはカルロス・サインツ(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)だ。■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)決勝=5位(71周/71周)...
2024年F1ニュース

2024年F1第20戦メキシコシティGP決勝 トップ10ドライバーコメントまとめ(1)

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの決勝レースで6位~10位のドライバーが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはピエール・ガスリー(アルピーヌ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)だ。■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)決勝=10位(70周/71周)8番グリッ...
2024年F1ニュース

FIAがF1ドライビング・ガイドラインを変更へ。フェルスタッペンの防御と審議委員の裁定にドライバーたちから批判噴出

 FIAは、F1アメリカGPでのランド・ノリスへのペナルティをめぐり大きな論争が巻き起こったことを受けて、F1ドライバーたちと協議を行い、その結果、F1のドライビング・スタンダート・ガイドラインを改訂することに同意した。 アメリカGPでマクラーレンのノリスは、ターン12でレッドブルのマックス・フェルスタッペンを追い越そうとする際にコースを外れた後、フェルスタッペンの前でコースに復帰し、ポジションを...
2024年F1ニュース

トヨタと提携でさらなる勢い。2台入賞に「素晴らしい結果」と小松代表も喜び:ハース F1第20戦決勝

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの決勝で、ハースのケビン・マグヌッセンは7位、ニコ・ヒュルケンベルグは9位となり、2台ともに入賞を果たした。 7番手グリッドから決勝に臨んだマグヌッセンは、スタートで順位をキープし、まずはライバルの中団勢に対してリードを生むべく序盤を戦った。 その後は、目の前を走っていたメルセデスの2台に対しては若干ペースで劣ったところもあったが、一貫して後続に対するギャ...
2024年F1ニュース

アロンソ、記念の400戦目はトラブルで終幕。「すべてをコントロールしていたのに」:アストンマーティン F1第20戦決勝

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの決勝、アストンマーティンのランス・ストロールは11位、フェルナンド・アロンソはリタイアとなった。 アロンソは今大会、400回目のグランプリに出場した初のドライバーとしてレースに参加。2001年のデビューから24年を経て、大きな節目を迎えた。2024年F1第20戦メキシコシティGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) アロンソは13番手、ストロー...
2024年F1ニュース

接触リタイアのアルボン「トリッキーだったよ」コラピントはレース後10秒ペナルティに:ウイリアムズ F1第20戦決勝

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの決勝、ウイリアムズのコラピントは12位、アレクサンダー・アルボンはリタイアとなった。 FP1でのクラッシュを乗り越え、予選で9番手グリッドを獲得したアルボン。逆境を切り抜ける期待を胸に決勝に臨んだが、彼の悪夢はまだ覚めていなかった。 スタートの蹴り出しはまずまずだったが、加速で鈍ったアルボンは、前を行くピエール・ガスリー(アルピーヌ)に仕掛けきれずにター...
2024年F1ニュース

演じたのは僚友対決のみ。表彰台が遠かったメルセデス「課題はトラクション」と代表/F1第20戦決勝

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは4位、ジョージ・ラッセルは5位でレースを終えた。 この週末は、FP1でラッセルがトップタイムを記録したものの、それ以降は目立った速さを日せることができなかったメルセデス陣営。 迎えた決勝は2台ともに3列目からスタートし、ハミルトンがスタートでラッセルをパス。以降は、ペースが下がってきたハミルトンをラッセルがオーバー...
2024年F1ニュース

激戦ふたたび。2位ノリス「フェルスタッペンがいると何かが起こる」マクラーレン/F1第20戦決勝

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの決勝にて、マクラーレンのランド・ノリスは2位表彰台を獲得、オスカー・ピアストリは8位でチェッカーを受けた。 3番手グリッドからレースをスタートしたノリスは、3番手から先頭を見据える10周目、前を行くマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にターン4で接近し、アウト側からバトルを仕掛けた。 並びかけながらもブレーキングでやや前に出たノリスに対し、イン側のフ...
2024年F1ニュース

フェラーリが2年ぶりの連勝。サインツ「すぐにポジションを取り戻すことが鍵だった」/F1第20戦決勝

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの決勝にて、スクーデリア・フェラーリのカルロス・サインツが優勝、シャルル・ルクレールが3位表彰台を獲得した。 前戦アメリカGPではルクレールが優勝しており、フェラーリが連勝を飾ったのは2022年の第10戦イギリスGPと第11戦オーストラリアGPでの勝利以来、2年ぶりとなる。この連勝でフェラーリは、コンストラクターズランキングでレッドブルを逆転して2位に浮上...
2024年F1ニュース

レッドブル&HRC密着:予選2番手を実現した攻めの冷却仕様と、決勝のペース不足という難題

 大気圧が低いメキシコシティGPでは、冷却性能を最大限高める仕様のボティワークが投入される。しかし冷却性能だけを考えて、開口部が大きいエンジンカウルを投入すれば、マシン表面の空気の流れが乱れ空力性能が落ちる。空気密度が低いメキシコでは平地と同じ仕様の空力パッケージでも、ダウンフォースが平地よりも落ちる。そのため、冷却性能を高めつつ、できるだけ空力性能を落とさないパッケージが求められる。 2024年...
2024年F1ニュース

【角田裕毅F1第20戦分析】わずか十数秒で幕を閉じた決勝「恩返しできなかったことが一番つらい」

「もし、新しいフロアが壊れて使えなくなると、ピットレーンスタートとなるので、そうならないことを願います」 メキシコシティGPの予選で、クラッシュしたマシンがどのように修復されるかを心配していた角田裕毅(RB)。 決勝日の朝、RBのリライアビリティマネージャーを務めるジョナサン・エドルズに、角田のマシンの状態を確認すると、エドルズはエスプレッソマシンのスイッチを押しながら、こう言って笑った。「幸いな...
2024年F1ニュース

母国戦ペレス、接触での後退に落胆「台無しだ。最悪のグランプリになってしまった」レッドブル/F1第20戦決勝

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの決勝にて、レッドブルのセルジオ・ペレスは17位完走となった。 前日の予選でQ1敗退となり、18番グリッドからレースに臨んだペレス。迎えたスタートでは、抜群の蹴り出しを見せて13番手までポジションアップを果たした。 しかし、前方で起きたクラッシュの影響でセーフティカー(SC)が導入されていた5周目に、不正スタートによる5秒ペナルティが課せられてしまった。ス...
2024年F1ニュース

フェルスタッペン、白熱バトルも20秒ペナルティ「他にできることはなかった」レッドブル/F1第20戦決勝

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの決勝、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は6位でレースを終えた。 予選で2番手グリッドを獲得したフェルスタッペンは、スタート直後のターン1でポールポジションのカルロス・サインツ(フェラーリ)を攻略しトップに立った。 しかし、9周目にはサインツがターン1で仕掛け直し、フェルスタッペンは目立ったディフェンスをせずに2番手へダウンしてしまう。 さらに続く...
2024年F1ニュース

ローソン、追い上げ狙うも2度の接触「フラストレーションのたまるレース」RB/F1第20戦決勝

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの決勝にて、RBのリアム・ローソンは16位完走となった。 予選で12番手グリッドを手にしていたローソンはスタート後、目の前で接触したアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)と角田裕毅(RB)の2台をかわして10番手へポジションを上げた。 しかし、ハードタイヤスタートを選んでいたローソンは、前のピエール・ガスリー(アルピーヌ)についていくことができずに周回を...
2024年F1ニュース

【F1第20戦決勝の要点】逆転タイトルを狙うノリスに立ち塞がるフェラーリという大きな障壁

「マックスが、あんなふうに来るだろうことは予測していたよ」 序盤のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)との攻防について、レース終了直後のランド・ノリス(マクラーレン)は努めて冷静に振り返っていた。しかしバトルの最中には、「僕はクラッシュを避けようとしただけだ。これじゃ、前のレースと同じじゃないか。危険すぎるよ!」と、フェルスタッペンのドライビングを激しく非難していた。 1週間前にオースティンで...
2024年F1ニュース

角田裕毅、スタート直後の接触で2日連続クラッシュ「スペースが足りなかった」RB/F1第20戦決勝

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの決勝、11番手からスタート押した角田裕毅(RB)はスタート直後のターン1にてアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)と接触しクラッシュ。1周目でリタイアとなった。 大会初日からFP1/2で3番手タイムと好調を見せていた角田。しかし、予選Q2でタイヤのロックアップによるクラッシュを喫してしまい、挽回を目指してレースに臨んだ。 迎えた決勝は11番手から。スタ...
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【ポイントランキング】2024年F1第20戦メキシコシティGP終了時点

 現地時間10月27日、2024年F1第20戦メキシコシティGPの決勝レースが行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がポール・トゥ・ウインで今季2勝目/通算4勝目を飾った。2位にランド・ノリス(マクラーレン)、3位にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。角田裕毅(RB)はリタイアとなった。 ドライバーズ選手権では大きな順位変動はない。ただ、決勝で7位フィニッシュを果たしたケビン・マグヌッセ...
2024年F1ニュース

サインツがポール・トゥ・ウインで今季2勝目。角田裕毅はリタイアに終わる【決勝レポート/F1第20戦】

 現地時間10月27日、2024年F1第20戦メキシコシティGPの決勝レースが行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がポール・トゥ・ウインで今季2勝目/通算4勝目を飾った。 2位にランド・ノリス(マクラーレン)、3位にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。角田裕毅(RB)はリタイアとなった。 標高約2300メートルという高地に位置するアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスを舞台に開催された...
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【順位結果】2024年F1第20戦メキシコシティGP決勝

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの決勝が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)が優勝した。2位はランド・ノリス(マクラーレン)、3位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となっている。角田裕毅(RB)はリタイアに終わった。■2024年F1第20戦メキシコシティGP 決勝暫定結果Pos.No.DriverTeam155C.サインツフェラーリ24L.ノリスマクラーレン316C.ルクレールフェ...
2024年F1ニュース

2024年F1第20戦メキシコシティGP予選 トップ10ドライバーコメント(2)

 10月26日(土)2024年F1第20戦メキシコシティGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはカルロス・サインツ(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)だ。■ジョージ・ラッセル(メルセデス...
2024年F1ニュース

2024年F1第20戦メキシコシティGP予選 トップ10ドライバーコメント(1)

 10月26日(土)、2024年F1第20戦メキシコシティGPの予選が行われ、6~10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6~10番手のドライバーはルイス・ハミルトン(メルセデス)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)だ。■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム)予選10番手「...
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ピアストリがまさかのQ1敗退。原因は旧仕様のエアロパーツ? マクラーレン/F1第20戦予選

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの予選で、マクラーレンのランド・ノリスが3番手、オスカー・ピアストリは17番手となった。 FP3を2番手で終えたノリスは、予選ではさらにその速さを増し、Q1とQ2をともにトップタイムで通過した。 しかし、セッションを進めるにつれてペースを上げてきたライバル勢にQ3では上回られてしまい、3番手で予選を終えた。 一方、FP3でトップタイムを刻んでいたピアストリ...
2024年F1ニュース

初日にフェルスタッペンが見舞われた車両トラブル。原因はパワーユニットにあらず/F1第20戦

 土曜日になって、FIA国際自動車連盟からいくつかのリリースが出された。そのなかでレッドブル・ホンダRBPTに関するものは1件だけ。カーフュー(夜間時間外労働禁止)を破ったというものだった。 ただし、FIAからパワーユニット(PU)交換に関するリリースは出されなかった。それはレッドブル・ホンダRBPTがカーフューを破ってPU交換したものの、新しいPUを投入せず、これまで使用したことがあるユーズドの...
2024年F1ニュース

レッドブル&HRC密着:逆境の中、プレッシャーを跳ね除けた王者フェルスタッペンの底力

「正直なところ、この結果が可能だとは思っていなかった」 2024年F1第20戦メキシコシティGPの予選終了後、上位3名が出席するFIA国際自動車連盟の記者会見場で、予選2番手のドライバーが座るポジションに腰掛けたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)はそう語り、さらにこう続けた。「金曜日は4周しか走ることができたからね。少ない燃料で2周、燃料を多くして2周走っただけだった。だから、土曜日のフリー...
2024年F1ニュース

2台揃って好位置のフェラーリ「これは嬉しいサプライズ」とバスール代表/F1第20戦予選

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの予選で、フェラーリのカルロス・サインツがポールポジションを獲得し、シャルル・ルクレールは4番手となった。 初日から最速タイムをマークする好調を見せていたサインツは、FP3では3番手タイムをマーク。そして予選では、Q1、Q2ではランド・ノリス(マクラーレン)にトップタイムを譲るも虎視眈々とペースアップ。 そして迎えたQ3でさらなるスピードを発揮し、今季初の...
2024年F1ニュース

【角田裕毅F1第20戦展望】「奇妙なロックアップ」でクラッシュ。決勝はピットレーンスタートの可能性も

 2024年F1第20戦メキシコシティGP、金曜日に行われたふたつのセッションでいずれも3番手と絶好の滑り出しを見せた角田裕毅(RB)。そのペースは土曜日になっても維持された。 現地時間午前11時30分から開始されたフリー走行3回目(FP3)。ミディアムタイヤを履いてコースインした角田は、周回を重ねるごとにタイムをアップ。セッション序盤とはいえ、全車が計測ラップを終えた段階で、この日もトップ3につ...
2024年F1ニュース

リアム・ローソン、赤旗でアタック中断「Q3に進めたはず。明日は絶対に前進できる」/F1第20戦予選

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの予選で、ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チームのリアム・ローソンはQ2で12番手敗退となった。 アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスでのグランプリに初参戦となったローソンは、大会初日は9、10番手付近のタイムを安定してマークしていた。 予選日のFP3でも10番手となり、Q3進出を狙って予選に臨んだが、Q2最後に赤旗が掲示され、アタックラップが中...
2024年F1ニュース

角田裕毅、痛恨クラッシュでQ2敗退「チャンスを活かせなかった」RB/第20戦予選

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの予選で、ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チームの角田裕毅はQ2でクラッシュしてしまい、11番手敗退となった。 前日の2セッションで3番手タイムと好調を見せ、予選日のFP3では7番手タイムとなっていた角田。 マニュファクチャラー選手権のライバルであるマネーグラム・ハースF1チームよりも前のグリッドを得るべく、迎えた予選ではQ3進出を目標に臨み、Q1...
2024年F1ニュース

ペレス、母国GPでQ1敗退「課題は低速のブレーキ。ここでパフォーマンスを発揮できないのは最悪」/第20戦予選

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの予選で、レッドブルのセルジオ・ペレスはQ1で敗退し、18番手にとどまった。 FP3を14番手で終えたペレスは、Q1で2度目のアタックにて、タイムをまとめきれずに20番手に沈んでしまう。しかしセッション残り時間も少ないため、タイヤを換えることなくアタックを続けた。 その結果、わずかにタイムを縮めたものの、ライバルらのタイム向上によって後退し、18番手タイム...
2024年F1ニュース

フェルスタッペン2番手。初日の走行不足を挽回「予想以上。いいリカバリーができた」/第20戦予選

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはQ3で2番手タイムを刻み、フロントロウを確保した。 大会初日のセッションでは、パワートレインに不調が起きたため満足に走行することができなかったフェルスタッペン。 予選日のFP3では、セッション全体を通して走行を続け、2番目に多い26周をこなして4番手となった。 そして迎えた予選、Q1とQ2は難なく通過したが...
2024年F1ニュース

フェラーリのサインツが今季初PP獲得。角田裕毅はクラッシュ【予選レポート/F1第20戦】

 現地時間10月26日、2024年F1第20戦メキシコシティGPの予選がアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)が今季初、通算6回目のポールポジションを獲得した。 2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にランド・ノリス(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(RB)はQ2でクラッシュを喫し11番手となった。■Q1:ペレス&ピアストリがまさかの敗退...
2024年F1ニュース

【順位結果】2024年F1第20戦メキシコシティGP予選

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの予選が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はランド・ノリス(マクラーレン)となっている。角田裕毅(RB)はQ2でクラッシュを喫し11番手となった。■024年F1第20戦メキシコシティGP 予選暫定結果Pos.No.DriverTeamTimeLaps155C.サイン...
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【タイム結果】2024年F1第20戦メキシコシティGPフリー走行3回目

 2024年F1第20戦メキシコシティGPのフリー走行3回目が行われ、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がトップタイムをマークした。2番手はランド・ノリス(マクラーレン)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。角田裕毅(RB)は7番手だった。■2024年F1第20戦メキシコシティGPフリー走行3回目 タイム結果Pos.No.DriverTeamTimeLaps181O.ピアストリ...
2024年F1ニュース

角田裕毅、レッドブル移籍の可能性は。テストで求められる能力と、RB代表からのエール

 金曜日に開かれた国際自動車連盟(FIA)の公式会見で、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表が「最終戦アブダビGP後のテストで、角田裕毅を起用してレッドブルのマシンを走らせる」ことを明言した。 それから一夜明けたエルマノス・ロドリゲス・サーキットのパドックでは、角田の将来に関する憶測が飛び交っている。 そのひとつは、レッドブルの角田の起用はポストシーズン・テストにとどまらず、2025年のシートに...
2024年F1ニュース

マクラーレンの再審査請求が却下に。ノリスへの5秒ペナルティは覆らず/第19戦アメリカGP

 10月25日、FIA国際自動車連盟は、マクラーレン・フォーミュラ1チームがアメリカGP決勝でランド・ノリスに対して課されたペナルティに対して再審査を請求していた件について、マクラーレンの提出した証拠を認めず、請求を却下したと発表した。 議論の中心となっているのは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンに対してランド・ノリスが行ったオーバーテイクが違反と見なされ、5秒ペナルティを受ける結末となった...
2024年F1ニュース

母国GP出走のオワード「チームに貢献できた。本当に素晴らしい一日」2番手ピアストリ「FP2での変更に満足」

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの金曜、マクラーレンのオスカー・ピアストリはフリー走行1=6番手/フリー走行2=2番手、フリー走行1に出走したパト・オワードは13番手、フリー走行2がこの日初走行となったランド・ノリスは5番手だった。 この日の両セッションに出走したオスカー・ピアストリは、まずはFP1で6番手タイムをマークし、首位マニュファクチャラーの1台としては堅調な出だしとなったが、F...
2024年F1ニュース

初日トップのサインツ「このスタートは励みになる」ルクレールは「最初からペースがあり快適」と自信

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの金曜、フェラーリのカルロス・サインツはフリー走行1=2番手/フリー走行2=1番手、フリー走行1に出走したオリバー・ベアマンは20番手、フリー走行2がこの日初走行となったシャルル・ルクレールは4番手だった。 サインツは、FP1序盤でソフトタイヤを使って1分18秒315と2番目に速いタイムを記録。セッション終盤にはハードタイヤで燃料を多めに積んで走行し、25...
2024年F1ニュース

【角田裕毅F1第20戦展望】アブダビテストでのレッドブル搭乗が決まり「ホンダの後押しにも感謝」

 2024年F1第20戦メキシコシティGPが開幕する前日、角田裕毅(RB)はこう語っていた。「今回のメキシコシティGPはフリー走行2回目(FP2)に来年のコンパウンドに向けたピレリのタイヤテストに完全に費やされるため、予選とレースで使用するタイヤを履いて走るフリー走行1回目(FP1)と3回目(FP3)の重要性がいつも以上に高くなると思います」 ピレリは来年初めて導入を予定しているエクストラソフトの...
2024年F1ニュース

レッドブル&HRC密着:トラブルに見舞われたフェルスタッペン。調査結果次第でPU交換の可能性も

「メキシコシティでの金曜日は理想的とは言えなかった。パワーユニットの問題は現在、調査中だが、残念ながらこの問題により、予定していた作業をすべてこなすことができなかった」「特にフリー走行2回目(FP2)では、4周しか走ることができず、理想とは程遠い一日となった。だから、今日のセッションについて、多くを語ることはできない。一晩で進歩を遂げ、明日のFP3と予選に向けて、少しでも良い状態で臨めることを願っ...
2024年F1ニュース

FP1トップもクラッシュのラッセル「車体が跳ねてしまった」ハミルトンは「キミがいい仕事をしてくれた」と賞賛

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの金曜、メルセデスのジョージ・ラッセルはフリー走行1=1番手/フリー走行2=18番手、フリー走行1に出走したアンドレア・キミ・アントネッリは12番手、フリー走行2がこの日初走行となったルイス・ハミルトンは7番手だった。 この日最初のセッションでトップタイムを刻んだラッセルは、1度の赤旗中断を挟んだFP1で24周をこなし、唯一の1分17秒台をたたき出す好調な...
2024年F1ニュース

【F1第20戦展望】オールラウンダーぶりを見せるフェラーリ。ハースとRBのアプローチの違い

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの初日。60分間のフリー走行1回目(FP1)は2度の赤旗中断、そして90分間に延長されたFP2は来シーズン用のピレリタイヤのテストに大部分の時間を割かれた上に、ジョージ・ラッセル(メルセデス)のクラッシュによりFP2でも赤旗中断があった。 それゆえに、各チームの勢力図、力関係がいつも以上に見えにくいかといえば、必ずしもそうではない。特にFP2は、周回時の路...
2024年F1ニュース

角田裕毅、初日2セッションともに3番手「僕たちは中団勢トップ。予選目標はQ3進出です」F1第20戦

 2024年第20戦F1メキシコシティGPの金曜、RBの角田裕毅はフリー走行1=3番手/フリー走行2=3番手、リアム・ローソンはフリー走行1=9番手/フリー走行2=10番手だった。 RBは今回持ち込んだアップデートコンポーネントとして、パフォーマンス向上を狙ったフロアフェンスとフロアエッジ、冷却性能向上を計ったコークス/エンジンカバーとルーバーパネルの変更を申告している。 レーシングディレクターの...
2024年F1ニュース

フェルスタッペン、初日はマシントラブルで19番手「4周しか走れなかった」。母国戦ペレス「ここのファンは本当に素晴らしい」

 2024年F1第20戦メキシコシティGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=4番手/フリー走行2=19番手、セルジオ・ペレスはフリー走行1=10番手/フリー走行2=9番手だった。 前戦アメリカGPで3位表彰台を獲得したフェルスタッペンは、迎えたメキシコGPでは最初の走行からエンジンの違和感を無線で訴える場面が見られた。 その状態はFP2でも回復することはなく、セッション...
2024年F1ニュース

角田裕毅、F1アブダビテストでレッドブルをドライブへ! クリスチャン・ホーナー代表が起用を明言

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表が、国際自動車連盟(FIA)の金曜会見の席で、最終戦アブダビGP後のテストで、角田裕毅を起用してレッドブルのマシンを走らせることを明言した。 ジャーナリストから「ホンダは角田のためにレッドブルのF1テストを強く推しています。角田もそれを望んでいると木曜日に言っています。現在の状況はどうなっていますか? また、角田の現在のパフォーマンスを考慮すると、レッドブル...
2024年F1ニュース

F1メキシコシティGP FP2:サインツ最速、角田裕毅3番手。王者フェルスタッペンをトラブルが襲う

 2024年F1第20戦メキシコシティGPのフリー走行2回目(FP2)が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手は角田裕毅(RB)となっている。 陽が傾きつつある現地時間16時、気温23度、路面温度42度というコンディションで90分間のFP2は開始された。なお、今回のFP2ではピレリが開発する2025年用の新しいスリッ...
2024年F1ニュース

【タイム結果】2024年F1第20戦メキシコシティGPフリー走行2回目

 2024年F1第20戦メキシコシティGPのフリー走行2回目が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手は角田裕毅(RB)となっている。■2024年F1第20戦メキシコシティGPフリー走行2回目 タイム結果Pos.No.DriverTeamTimeLaps155C.サインツフェラーリ1’17.69934281...
2024年F1ニュース

キック・ザウバーからFP1出走のシュワルツマン、黄旗追い越しで“5グリッド降格”に。次回参戦時に適用へ

 10月25日(金)、メキシコのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで行われている2024年F1第20戦メキシコシティGPのフリー走行1回目にて、キック・ザウバーからロバート・シュワルツマンが出走。18周をこなし、1分19秒988のベストタイムで19番手となった。 フェラーリの育成選手で、リザーブドライバーも務めているシュワルツマンは周冠宇車に乗り込み、今季2度目のキック・ザウバーからのFP1出...
2024年F1ニュース

“メキシコ・スペシャル”に注目。上位チームが高地バトルへ向けて新カウルを導入/第20戦

 F1の世界では、メキシコGPが復活した2015年から、ある言葉が復活した。それは『メキシコ・スペシャル』だ。これは、メキシコGPだけに使用する冷却のためのボティワークの開口部の形状を意味する。 エルマノス・ロドリゲス・サーキットは、標高2240m以上に位置するメキシコ・シティにある。気圧は30m上昇するごとに0.3%低くなるので、サーキットにある国際自動車連盟(FIA)の気圧計は785.5ヘクト...
2024年F1ニュース

F1メキシコシティGP FP1:ラッセル最速。角田裕毅が3番手。ベアマンと交錯したアルボンがクラッシュ

 2024年F1第20戦メキシコシティGPのフリー走行1回目が行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップタイムをマークした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手は角田裕毅(RB)だった。 標高約2300mという高地に位置するアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスを舞台に開催される今大会。タイヤコンパウンドはハード(ホワイト)がC3、ミディアム(イエロー)がC4、ソフト(レッド)は...
2024年F1ニュース

【タイム結果】2024年F1第20戦メキシコシティGPフリー走行1回目

 2024年F1第20戦メキシコシティGPのフリー走行1回目が行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップタイムをマークした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手は角田裕毅(RB)だった。■2024年F1第20戦メキシコシティGPフリー走行1回目 タイム結果Pos.No.DriverTeamTimeLaps163G.ラッセルメルセデス1’17.98824255C.サイン...
2024年F1ニュース

異常をきたしたメルセデス。技術責任者はアップデートの効果に自信「今後のレースで結果がわかる」

 メルセデスは先週末、ほとんどポイントを獲得せずにオースティンを去ることなったが、どうやら彼らのマシン『W15』に導入されたアップグレードが正しい方向に向かっているという大きな希望を抱いたようだ。 ジョージ・ラッセルはスプリントと決勝の両レースともポイントを獲得したが、前者では5位、日曜日は6位にとどまった。一方のハミルトンは、土曜日の19周のレースをチームメイトのすぐ後ろでフィニッシュしたが、翌...
2024年F1ニュース

400戦目のグランプリを迎えたアロンソ、体調不良でメディア対応をキャンセル。金曜FP2での復帰に向け回復に専念

 アストンマーティンは、フェルナンド・アロンソが体調不良のため、木曜日に予定されていたF1第20戦メキシコシティGPのメディア対応を欠席したことを認めた。チームによると、アロンソはアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスでの走行初日である金曜日までに回復することに集中しているということだ。 シーズン中に2回のフリー走行でルーキーを起用するという義務があることから、アストンマーティンではリザーブドライ...
2024年F1ニュース

「パフォーマンスが適切でなければ契約も意味がない」レッドブル、シーズン終了後にペレスの去就について議論へ

 レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、メキシコ人ドライバーのセルジオ・ペレスがシーズン終盤戦でパフォーマンスを改善させなければ、2025年の契約はほとんど意味をなさなくなるだろうと改めて述べた。 レッドブルでのペレスの2024年シーズンは、期待外れなものになっている。F1第19戦アメリカGP終了後の時点で、ドライバーズランキングではチームメイトでチャンピオンシッ...
2024年F1ニュース

市川團十郎、市川新之助が出演。東京・歌舞伎座でF1ラスベガスGPのパブリックビューイング開催が決定

 鈴鹿サーキットは11月24日(日)に東京都中央区銀座の歌舞伎座にて、2024年F1第22戦ラスベガスGPのパブリックビューイングイベント『Live screening of the FORMULA 1 HEINEKEN SILVER LAS VEGAS GRAND PRIX 2024 in KABUKI-ZA TOKYO』を開催すると発表した。 歌舞伎座史上初めてとなるF1パブリックビューイング...
2024年F1ニュース

FP2でのタイヤテストは、ソフト寄りのコンパウンドの検証がメインに。2025年初導入の『C6』も/F1第20戦

 今週末のF1第20戦メキシコシティGPのフリー走行2回目で行うピレリのタイヤテストについて、概要が明らかになった。 ピレリがメキシコシティGPのFP2で2025年用の新しいスリックタイヤのテストを行うと決定したことで、チームとドライバーはFP2で30分の追加走行が可能になった。しかしこの追加の走行時間は週末の残りに向けた準備にはあまり役に立たないだろう。というのも、チームはこのセッション中に非常...
2024年F1ニュース

F1第20戦木曜会見:母国GPを迎えたペレス「うまくいく時も、結果が出ない時もある。それがF1だ」

 アメリカ大陸3連戦の2戦目となるF1第20戦メキシコシティGP。今回のドライバー会見では、この週末に400グランプリ参戦の大記録を達成するフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が出席することになっていた。 しかし直前になってアロンソは体調不良を訴えて会見を欠席。代わってアストンマーティンF1のリザーブドライバーであり、今回のフリー走行1回目(FP1)に出走が決まっているフェリペ・ドルゴヴィ...
2024年F1ニュース

マクラーレン、ノリスのペナルティに関して正式に再審査を請求。フェルスタッペンへの追い越しが違反との裁定に不満

 マクラーレンF1チームは、アメリカGP決勝でランド・ノリスがレッドブルのマックス・フェルスタッペンに対して行ったオーバーテイクが違反とされてペナルティを受けた件に関し、再審査を求める手続きを開始した。 ノリスはレース終盤、タイトル争いのライバルであるフェルスタッペンに追いつき、激しい3位争いを展開。ターン12で2台ともがコース外に出た後、アウト側のノリスはフェルスタッペンの前でコースに復帰、その...
2024年F1ニュース

メキシコシティGPのFP1に半数のチームがルーキードライバーを起用。アントネッリ、ベアマンらが走行へ

 2024年シーズン終盤となり、F1各チームはルーキーをフリープラクティスで走らせる義務を消化する機会が限られてきた。第20戦メキシコシティGP(メキシコGP)では、5チームが若手ドライバーをFP1で起用する予定だ。 F1チームは1台につきシーズン1回、F1参戦2戦以下のドライバーをフリープラクティスで起用しなければならないと、規則で定められている。メキシコでは、メルセデス、フェラーリ、マクラーレ...
2024年F1ニュース

ウイリアムズのF1マシンにイエローが復活。コラピントのスポンサーとのコラボでラテンアメリカ2戦に特別リバリーを採用

 ウイリアムズ・レーシングは、公式パートナーであるアルゼンチンのEC企業メルカド・リブレのプロモーションの一環として、第20戦メキシコシティGPと第21戦サンパウロGPにおいて、スペシャルカラーのFW46を走らせることを発表した。 次の2戦において、FW46のエンジンカバーは明るいイエローに彩られる。ウイリアムズはこの変更について、「チームのチャンピオンシップ制覇の伝統に敬意を表して」イエローをエ...
2024年F1ニュース

フェラーリの隠されたアップグレードとは何だったのか。アメリカGPではワン・ツー達成

 フェラーリは、F1第19戦アメリカGPの週末の開始時点で、マシンに新しいパーツを導入したことを公表しなかった唯一のチームだった。一方でマクラーレン、レッドブル、メルセデスは、いずれもマシンにかなりの数の目に見える変更を行った。 しかし、FIA国際自動車連盟が各チームに申告を義務づけているのは、ファンやテレビカメラから見えるパーツに限られている。つまりF1チームは新たなパーツを持ち込んだことを申告...
2024年F1ニュース

角田VSローソンの戦いが生む『最高の環境』。多発したペナルティと現行ルールへの疑問【中野信治のF1分析/第19戦】

 サーキット・オブ・ジ・アメリカズを舞台に行われた2024年第19戦アメリカGPは、スタートで間隙を突いたシャルル・ルクレール(フェラーリ)が今季3勝目/キャリア8勝目を飾りました。 今回はフェラーリの勝因、多発したターン12でのペナルティ、RBの角田裕毅とリアム・ローソンの戦いについて、元F1ドライバーでホンダの若手ドライバー育成を担当する中野信治氏が独自の視点で綴ります。  ☆  ☆  ☆  ...
2024年F1ニュース

【全ドライバー独自採点&ベスト5/F1第19戦】攻撃的なフェルスタッペンと、その戦法に対処できないノリス

 長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価し、ベスト5のドライバーを選出した。今回はアメリカGPの週末を振り返る。─────────────────────────── スプリント・フォーマットで行われたアメリカGPは、ドライバーたちに大きなプレッシャーをかけ...
2024年F1ニュース

「角田裕毅選手をレッドブルに乗せてくれるようにお願いしました」/渡辺康治HRC社長インタビュー(2)

 HRC(ホンダ・レーシング)の渡辺康治社長が、現地時間10月18〜20日にオースティンで行われた2024年F1第19戦アメリカGPの現場を訪れた。 渡辺社長はハースF1とTOYOTA GAZOO Racingの提携、レッドブルと提携してきたホンダの若手ドライバー育成の今後、そして現在RBからF1を戦う角田裕毅のレッドブル昇格の可能性について語った。────────────────────────...
2024年F1ニュース

コストキャップ規則における手続き上の違反と、HRC UKの現況/渡辺康治HRC社長インタビュー(1)

 現地時間10月18〜20日にオースティンで行われた2024年F1第19戦アメリカGPに、HRC(ホンダ・レーシング)の渡辺康治社長の姿があった。 渡辺社長はFIA国際自動車連盟が9月11日に発表したHRCの2023年F1財務規則における手続き上の違反、そして2026年に向けて進められているホンダ・レーシング・コーポレーション・ユーケイ・リミテッド(HRC UK)の準備について語った。──────...
2024年F1ニュース

F1コラム:2025年ドライバー決定を遅らせているザウバー/アウディ。コラピントら有望株との契約に踏み出せない事情

 ベテランモータースポーツジャーナリスト、ピーター・ナイガード氏が、F1で起こるさまざまな出来事、サーキットで目にしたエピソード等について、幅広い知見を反映させて記す連載コラム。今回は、現在残された実質的に最後の2025年シートを持つザウバー/アウディの選択肢について考察した。ベテランと若手の両方を含む多数のドライバーが候補となっているが、そのなかで、望む相手と契約年数など条件において合意に達する...
2024年F1ニュース

【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第12回】すでに動き始めているトヨタとの提携。発表後のチーム内外の反響の大きさ

 10月11日(金)、マネーグラム・ハースF1チームはTOYOTA GAZOO Racing(TGR)と車両開発や人材育成などにおいて協力関係を結ぶことに合意し、基本合意書を締結したことを発表した。ハースF1の小松礼雄代表は、会見のなかで、両組織の強いところと弱いところをうまくミックスして一緒にやれると自信を示しており、その背景にはトヨタ自動車の豊田章男会長と“想い”が合致したことがあるという。今...
2024年F1ニュース

不公平なペナルティにフェラーリのドライバーたちが意見。ピアストリ支持にまわる/アメリカGP

 F1アメリカGPの決勝でランド・ノリス(マクラーレン)に大きな影響を及ぼしたペナルティは、スチュワードが下した判定のなかで唯一物議を醸したものではなかった。マクラーレンのもうひとりのドライバーであるオスカー・ピアストリも、土曜日のスプリントレース中にターン12で起きたインシデントで5秒ペナルティを科されたのだ。 ピアストリはそのコーナーの進入時にピエール・ガスリー(アルピーヌ)をオーバーテイクし...
2024年F1ニュース

レッドブルのホーナー代表、アメリカGPの表彰台獲得で復調を実感「確実にパフォーマンスが向上した」

 レッドブルは、アメリカGPで3番目に速いマシンを持っているにすぎなかったかもしれない。しかし、土曜日のスプリントレースでのマックス・フェルスタッペンの勝利は、彼とRB20にとってチームのホームグラウンドでのオーストリアGPスプリントレースで優勝を飾った6月末以来の活躍となった。 そして週末の終わりにフェルスタッペンがランド・ノリス(マクラーレン)に5ポイント差をつけたことを受けて、日曜日のレース...
2024年F1ニュース

マクラーレン、精度を重視し最新版フロアの投入を延期「機能するとわかっているものを持ち込みたい」

 マクラーレンは、MCL38のフロアの最新アップグレードをF1第19戦アメリカGPで導入しない決定を下したことについて、マシン上の他の個々のコンポーネントを評価する際に「いかなる混乱も」避けたいとためだと説明した。 マクラーレンは改良されたフロントウイング、フロントサスペンション、リヤブレーキダクト部品、リヤウイングを携えてオースティンに到着した。しかし、現在開発中のMCL38の新しいフロアデザイ...
2024年F1ニュース

アストンマーティン、育成のジャック・クロフォードをアブダビでの若手ドライバーテストで起用へ

 アストンマーティンF1は、アメリカ人の開発ドライバーであるジャック・クロフォードが、12月にアブダビで行われるシーズン後の若手ドライバーテストに参加することを発表した。 クロフォードは現在、ダムス・ルーカスオイルから2シーズン目となるFIA F2選手権に参戦しており、ロサイルとヤス・マリーナでの2ラウンドを残す現在、ランキング5位につけている。2024 FIA F2第9戦ハンガロリンク ジャック...
2024年F1ニュース

【F1第19戦無線レビュー(2)】「その努力を誇りに思ってくれ」1年ぶりの実戦で入賞したローソンをチームも称賛

 2024年F1第19戦アメリカGP。トップのシャルル・ルクレールはレース中盤以降も首位の座を守る一方、マックス・フェルスタッペンはハードタイヤに苦戦し終盤はランド・ノリスと激しバトルを繰り広げた。アメリカGP後半を無線とともに振り返る。──────────────────── レース中盤、スタートで4番手から一気に首位に上がったシャルル・ルクレール(フェラーリ)は、2番手マックス・フェルスタッペ...
2024年F1ニュース

入賞を喜ぶローソン、復帰前は“錆びつき”を感じたと明かす「どれだけ準備をしてもマシンをドライブする準備はできない」

 RBのリアム・ローソンは、先週末のF1第19戦アメリカGPで自身の期待を超え、見事にポイントを獲得してF1への復帰を祝った。 レッドブルの姉妹チームにダニエル・リカルドの後任として復帰した22歳のローソンは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)での56周のレースで苦しい戦いを強いられ、VCARB 01に施された数々の変更によって複数のグリッドペナルティを科されて、最後尾からのスタートを余...
2024年F1ニュース

【F1第19戦無線レビュー(1)】メルセデス代表、ペナルティを受けたラッセルを庇うも「完全にジョークだ」と不満

 2024年F1第19戦アメリカGP。三つ巴のトップ3で迎えた決勝レースのスタート、ポールポジションのランド・ノリスはマックス・フェルスタッペンと争う間にフェラーリ勢に先行を許してしまった。各車トラックリミットやペナルティに苦しむなか、レース中盤に向けては予想以上にタイヤが持つ様子も見えてきた。アメリカGP前半を無線とともに振り返る。──────────────────── アメリカGP決勝日のス...
2024年F1ニュース

来季シートが注目されるレッドブル。合同テストの計画に首脳が言及、ハジャルとローソンが候補も、角田起用を否定せず

 レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、12月のF1アブダビテストで角田裕毅をレッドブル・レーシングのマシンに乗せる可能性を否定しなかった。セルジオ・ペレスが来季シートを失うことになった場合、後任に誰が選ばれるのか現在取り沙汰されており、角田とチームメイトのリアム・ローソンのパフォーマンスに注目が集まっている。 ペレスはレッドブルとの契約を2026年末まで結んでいるが、...
2024年F1ニュース

FIA、レッドブルがパルクフェルメで車高調整装置を使用した証拠はないと明言。代表も疑いを一蹴/F1アメリカGP

 レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表は、物議を醸しているフロントビブの車高調整装置がレッドブルのマシンに搭載されていることに関して、チームの不正行為の疑いを否定し、ライバルチームの“被害妄想”が議論を誘発したと主張した。 レッドブルは、オースティンでのF1第19戦アメリカGPを前に、車高調整装置が特にパルクフェルメ状態で悪用される可能性の有無についてFIAが懸念を表明したことを認めた。それ...
2024年F1ニュース

2024年F1第20戦メキシコシティGP TV放送&タイムスケジュール

■サーキットデータ・名称:アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス・全長:4.304km/レース距離:305.354km・周回数:71/コーナー数:17・ラップレコード:1分17秒774(バルテリ・ボッタス/2021)■タイヤ選択・ホワイト・ハードC3(白)・イエロー・ミディアムC4(黄)・レッド・ソフトC5(赤)■タイムスケジュール/日本時間(現地時間)・10月26日(土)金曜フリー走行1 03:...
2024年F1アメリカGP

【SNS特集】F1アメリカGP:明暗分かれたRB、角田裕毅は気持ちを切り替えメキシコへ。大躍進のフランク「コラポイント」

 F1第19戦アメリカGPでは、タイトル争いをするレッドブルF1マックス・フェルスタッペンとマクラーレンF1ランド・ノリスの間隙を突き、スタートでトップに立ったシャルル・ルクレールが今季3勝目。カルロス・サインツも続き、フェラーリF1が1-2フィニッシュを果たした。およそ1年ぶりに実戦に帰ってきたRBリアム・ローソンやデビューから速さを見せているウイリアムズF1フランコ・コラピントなど若手ドライバ...
2024年F1ニュース

ノリスへのペナルティに異議を唱えるマクラーレン代表「この状況の解釈はスチュワードと正反対」/F1第19戦

 マクラーレンF1のチーム代表を務めるアンドレア・ステラは、F1第19戦アメリカGPの決勝レースにおけるランド・ノリスとマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のバトルについて、マクラーレンとスチュワードの間で解釈が異なっていると主張した。 アメリカGPの終盤、ノリスは5秒のペナルティを科されたことで表彰台を逃し、チャンピオンシップのライバルであるフェルスタッペンに、コース上で失った貴重な3ポイン...
2024年F1ニュース

またも観客がコースに侵入。F1アメリカGPプロモーターは「危険な状況を招いた」として約8200万円の罰金を科される

 サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催されたF1第19戦アメリカGPのプロモーターは、日曜日のレース終了後にコースへの侵入があったことを受けて、FIAから50万ユーロ(約8200万円)という巨額の罰金を科せられた。 イベントの終わりに、マシンがまだクールダウンラップ中だったにもかかわらず、かなりの数の観客がセキュリティバリアを突破してコースに侵入した。FIAは、ピットレーンの反対側に...
2024年F1ニュース

2024年F1第19戦アメリカGP決勝トップ10ドライバーコメントまとめ(2)

 2024年F1第19戦アメリカGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)だ。■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)決勝=5位(56周/56周)5番グリッ...
2024年F1ニュース

2024年F1第19戦アメリカGP決勝トップ10ドライバーコメントまとめ(1)

 2024年F1第19戦アメリカGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはジョージ・ラッセル(メルセデス)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、リアム・ローソン(RB)、フランコ・コラピント(ウイリアムズ)だ。■フランコ・コラピント(ウイリアムズ・レーシング)決勝=10位(56周/56周)15番グリッド/タイ...
2024年F1ニュース

ボッタス「レース序盤に直接のライバルと対等なペースで走れたことはポジティブ」:キック・ザウバー F1第19戦決勝

 2024年F1第19戦アメリカGPの決勝レースが行われ、キック・ザウバーのバルテリ・ボッタスは17位、周冠宇は19位でレースを終えた。■バルテリ・ボッタス(ステークF1チーム・キック・ザウバー)決勝=17位(55周/56周)16番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード2024年F1第19戦アメリカGP 周冠宇&バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー) チームとして、できることはすべて試した。タイヤの...
2024年F1ニュース

アルボン「ターン1で両サイドから挟まれる形になり、クルマにダメージを負った」:ウイリアムズ F1第19戦決勝

 2024年F1第19戦アメリカGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは16位でレースを終えた。■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)決勝=16位(55周/56周)14番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ハード2024年F1第19戦アメリカGP アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ) タフな週末だった。ターン1で両サイドから挟まれるような形になり...
2024年F1ニュース

アロンソ「タフなレース。予選パフォーマンスはクルマの本来の位置を上回っていた」:アストンマーティン F1第19戦決勝

 2024年F1第19戦アメリカGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは13位、ランス・ストロールは15位でレースを終えた。■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)決勝=13位(55周/56周)7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード2024年F1第19戦アメリカGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) 僕らにとってはタ...
2024年F1ニュース

オコン「レースはターン1で台無し。背後からヒットされてスピンし、最後尾まで落ちた」:アルピーヌ F1第19戦決勝

 2024年F1第19戦アメリカGPの決勝レースが行われ、ピエール・ガスリーは12位、エステバン・オコンは18位でレースを終えた。■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)決勝=12位(56周/56周)6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード2024年F1第19戦アメリカGP ピエール・ガスリー(アルピーヌ) 持てる力を出しきれなかったという意味で、フラストレーションがつのるレースだった。...
2024年F1ニュース

ハミルトン、マシンの奇妙な挙動でスピン「こんなことは初めて。ショックで打ちのめされている」アップデートを調査へ

 2024年F1アメリカGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンはコースオフによりリタイア、ジョージ・ラッセルは6位という結果だった。 ラッセルは予選でのクラッシュにより、マシンの修理に時間がかかり、パルクフェルメ規則に違反、ピットレーンからのスタートになった。序盤にバルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)をターン12でコース外に押し出したと判断されて5秒ペナルティの裁定を受けつつ、ハードタイヤで...
2024年F1ニュース

ヒュルケンベルグ8位「RBを2点差でリードすることになり、良い週末だった」ハースが合計7点を稼ぎランキング6位に

 2024年F1アメリカGP決勝で、ハースのニコ・ヒュルケンベルグは8位で入賞、ケビン・マグヌッセンは11位だった。 マグヌッセンは8番グリッドから、ヒュルケンベルグは11番グリッドから、ともにミディアムタイヤでスタート。しかしマグヌッセンは17周目と早いタイミングでタイヤ交換を行い、大部分のドライバーとは異なり、2回目のピットストップを実施し、ポイント圏外に落ちた。ヒュルケンベルグは1ストップで...
2024年F1ニュース

最速ラップポイント廃止に大半のドライバーが好意的。ペレスは「それが違いを生む可能性がある」と不満示す

 大多数のF1ドライバーたちは、来季2025年からファステストラップを出してもボーナスポイントが付与されなくなることを非常に喜んでいる。彼らは、それがレースに人為的に付け加えられるものだったこと、また優勝の25ポイントにそのポイントが加算されるほどのパフォーマンス上の優位性がない限り、実際のペースに報いるものではなかったことに同意している。 2024年から翌年にかけて行われる競技規則、および技術規...
2024年F1ニュース

コラピント10位で2回目の入賞「RBやハース相手にポイント獲得は困難と思っていたが良いペースで戦えた」ウイリアムズ

 2024年F1アメリカGP決勝で、ウイリアムズのフランコ・コラピントは10位でポイントを獲得した。アゼルバイジャンGP以来、2回目の入賞で、獲得ポイントは合計5ポイントとなった。 大部分のドライバーとは異なり、ハードタイヤでスタートし、ミディアムに交換する1ストップで走行。タイヤ交換を39周目と遅いタイミングで行い、45周目にトップ10に浮上、ポジションを守ってフィニッシュした。2024年F1第...
2024年F1ニュース

フェラーリがワンツーでタイトルの希望つなげる「大きすぎる夢でも諦めない」と勝者ルクレール。レッドブルとは8点差

 2024年F1アメリカGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは優勝、カルロス・サインツは2位だった。 ルクレールは4番グリッドからターン1でトップに立ち、背後のマックス・フェルスタッペン(フェラーリ)以降を大きく引き離し、ピットストップ直後の5周を除く全周回をリードして、2位サインツには8.562秒、3位フェルスタッペンには19.412秒の大差をつけて、今季3勝目を挙げた。 サインツはグリ...
2024年F1ニュース

ノリス、降格に落胆「マックスはコース外でレースする」マクラーレンは「理解できない不適切なペナルティ」と不満表明

 2024年F1アメリカGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは4位、オスカー・ピアストリは5位という結果だった。 ポールシッターのノリスは、ターン1に向けて、2番グリッドのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とポジション争いをするなかで、コースから押し出されるようにして4番手に後退した。 上位陣のなかでは遅いタイミングの31周目にピットイン、ミディアムタイヤからハードタイヤに交換した。フェ...
2024年F1ニュース

レッドブル&HRC密着:5秒以内のフィニッシュを目指し、粘り強くノリスを追ったフェルスタッペン。7年前の一件も教訓に

 レッドブルとマックス・フェルスタッペンにとって、F1第19戦アメリカGPの決勝レースの真の戦いは43周目から始まった。チャンピオンシップ争いを演じるランド・ノリス(マクラーレン)が1秒以内に迫ってきたからだ。 両者の緊迫した攻防は、52周目の12コーナーでピークに達した。バックストレートエンドでイン側を守るフェルスタッペンをアウト側から抜きにかかったノリス。2台はサイド・バイ・サイドのまま12コ...
2024年F1ニュース

【角田裕毅F1第19戦分析】ライバルに反応した急なピット戦略にフィードバックも返せず。不運も重なりタイムロス

 F1第19戦アメリカGPの予選を6番手で終えていたジョージ・ラッセル(メルセデス)が、Q3でクラッシュを喫してパルクフェルメ状態でマシンを修復したため、ピットレーンスタートとなった。これにより、予選11番手だった角田裕毅(RB)は10番手からのスタートとなった。 スタートでフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が出遅れて9番手へ浮上。その後、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)を抜いて8...
2024年F1ニュース

フェルスタッペン、ノリスのペナルティで3位「それがルールだ」ポイントリード拡大を喜ぶ:レッドブル/F1第19戦

 2024年F1アメリカGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは3位表彰台を獲得、セルジオ・ペレスは7位だった。 2番グリッドのフェルスタッペンは、スタート直後、ポールシッターのランド・ノリス(マクラーレン)とポジションを争うが、その隙にシャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップに浮上。フェルスタッペンは2番手を維持してファーストスティントを走行した。2024年F1第19戦アメリカGP...
2024年F1ニュース

ローソン、19番手から9位入賞「マシンが強力で期待通りに動いてくれた」代表は「1年ぶりのレースで素晴らしい」と称賛

 2024年F1アメリカGP決勝で、RBのリアム・ローソンは、パワーユニット(PU)交換のペナルティにより19番グリッドからスタート、1ストップで走り、9位入賞を果たした。 ハードタイヤでのスタートで、1周目に14番手に浮上。ファーストスティントでさらにポジションを上げていき、7番手走行中の36周目にタイヤ交換を行い、セカンドスティントを12番手からスタートした。次の周にピエール・ガスリー(アルピ...
2024年F1ニュース

角田裕毅、ペナルティとミスで入賞はならず「フラストレーションが溜まったレース。今後のために検証が必要」F1第19戦

 2024年F1アメリカGP決勝で、RBの角田裕毅は10番グリッドからスタートし、14位という結果だった。 ジョージ・ラッセル(メルセデス)がピットレーンスタートになったことにより、角田はひとつ繰り上がって10番グリッドから、ミディアムタイヤでスタート。1周目に8番手に上がり、17周目にセルジオ・ペレス(レッドブル)に抜かれた後、18周目にハードタイヤに交換した。 レース後半を17番手からスタート...
2024年F1ニュース

【F1第19戦決勝の要点】3位フェルスタッペンに約20秒差。フェラーリのワンツーを実現した2つの勝因

 F1第19戦アメリカGPでは、フェラーリが3月に行われた第3戦オーストラリアGP以来となるワン・ツー・フィニッシュを果たした。優勝したシャルル・ルクレール(フェラーリ)は3位マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に約20秒、2位のカルロス・サインツ(フェラーリ)に対しても約8秒の大差をつけており、まさに圧勝のレースだった。 このフェラーリのワン・ツー・フィニッシュを実現したひとつ目の勝因は、ル...
2024年F1ニュース

【ポイントランキング】2024年F1第19戦アメリカGP終了時点

 2024年F1第19戦アメリカGPの決勝が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が優勝した。2位はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。角田裕毅(RB)は14位だった。 ドライバーズ選手権の順位に大きな変動はなかった。スプリントレースを制し、メインレースでも3位に入賞したフェルスタッペンは、選手権2位のランド・ノリス(マクラーレン)との...
2024年F1ニュース

間隙を突いたルクレールが今季3勝目。ローソンが最後列から入賞果たす【決勝レポート/F1第19戦】

 現地時間10月20日、2024年F1第19戦アメリカGPの決勝レースが行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が今季3勝目/キャリア8勝目を飾った。 2位にカルロス・サインツ(フェラーリ)、3位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。角田裕毅(RB)は14位、リアム・ローソン(RB)は9位となった。 テキサス州オースティン近郊に位置するサーキット・オブ・ジ・アメリカズを舞台に開催さ...
2024年F1ニュース

【順位結果】2024年F1第19戦アメリカGP決勝

 2024年F1第19戦アメリカGPの決勝が行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が優勝した。2位はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。角田裕毅(RB)は14位だった。■2024年F1第19戦アメリカGP決勝 暫定結果PosNo.DriverTeamTimeLaps116C.ルクレールフェラーリLAEDER56255C.サインツフェラー...
2024年F1ニュース

2024年F1第19戦アメリカGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2024年F1第19戦アメリカGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)だ。■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1...
2024年F1ニュース

2024年F1第19戦アメリカGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 2024年F1第19戦アメリカGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはジョージ・ラッセル(メルセデス)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、セルジオ・ペレス(レッドブル)だ。■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)予選 10番手2024年F1第19戦アメリ...
2024年F1ニュース

サインツ予選3番手「最後のラップを走れていれば、フロントロウが可能だったかも」スプリントは2位、日曜決勝に自信

 2024年F1アメリカGPの土曜、フェラーリのカルロス・サインツはスプリントで2位、予選では3番手を獲得した。 スプリントでは5番グリッドからポジションを維持してスタート、前を行くチームメイトのシャルル・ルクレールとのバトルに勝ち、5周目に4番手に上がった。9周目にはジョージ・ラッセル(メルセデス)を抜き、最終ラップ19周目にランド・ノリス(マクラーレン)をかわして、2位をつかんだ。 予選Q3で...
2024年F1ニュース

ポールのノリス、黄旗はラッキーと認めるも「最速でないマシンで最高のラップを走った」/F1第19戦

 2024年F1アメリカGPの土曜、マクラーレンのランド・ノリスはスプリントで3位、予選ではポールポジションを獲得した。 スプリントでは、1周目に4番グリッドから2番手に浮上。19周のスプリントの18周目まで2番手を維持したが、終盤タイヤに苦しみ、カルロス・サインツ(フェラーリ)に抜かれて3位に落ちた。2024年F1第19戦アメリカGPスプリント ランド・ノリス(マクラーレン) 予選Q3では最初の...
2024年F1ニュース

レッドブル&HRC密着:「バランスの取れたマシンになった」スプリント勝利に満足のフェルスタッペン。好調の維持が大きな収穫に

 F1第19戦アメリカGPの土曜日に行われたスプリントで、ポールポジションからスタートを決めて1コーナーを制したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。その後もフェルスタッペンはスタートで2番手に浮上したランド・ノリス(マクラーレン)を寄せ付けず、ポール・トゥ・フィニッシュで今シーズン4回目のスプリント勝利を収めた。2024年F1第19戦アメリカGPスプリント ポールポジションからスタートしたマ...
2024年F1ニュース

【角田裕毅F1第19戦展望】タイヤの劣化に苦戦も、スタートは「しっかり対策できた」予選に向けたセットアップ変更も成功

 前戦シンガポールGPでの出遅れについて、角田裕毅(RB)は次のように説明した。「スタートのときにブレーキがスタックした状態になっていて、ブレーキがかかっていた状態で発進することなったのが大きな原因。ただ、自分自身のスタートの作業も完璧ではなかったので、その点は見直していきたい」 9番手からのスタートとなったF1第19戦アメリカGP土曜日のスプリント。「見直した部分もあったし、僕のほうで改善できる...
2024年F1ニュース

スプリントで勝利したフェルスタッペン、予選は黄旗に阻まれ2番手「PP争いできたのは良いこと。競争力が戻ってきた」

 2024年F1アメリカGPの土曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはスプリントで1位、予選では2番手を獲得。セルジオ・ペレスはスプリント9位、予選10番手だった。 フェルスタッペンは、19周のスプリントで、全周回をリード、2位カルロス・サインツ(フェラーリ)に3.882秒差をつけて、勝利を飾った。予選では、Q1、Q2でトップタイムを記録した後、Q3最初のアタックでランド・ノリス(マクラーレ...
2024年F1ニュース

降格決定のローソン、Q1で3番手「強力なマシンがありながら最後尾スタートは残念」予選は角田のサポートに専念

 2024年F1アメリカGPの土曜、RBのリアム・ローソンはスプリントで16位、予選では15番手という結果だった。 ローソンは、パワーユニット(PU)のエレメント交換のペナルティにより、決勝を20番グリッドからスタートすることが決まっており、それを考慮して予選を戦った。 Q1は、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)に続く3番手で通過。このタイムはQ3進出が可...
2024年F1ニュース

角田裕毅、Q3まで0.032秒の予選11番手「トウで協力してくれたリアムに感謝」RBはスプリントで選手権7位に後退

 2024年F1アメリカGPの土曜、RBの角田裕毅はスプリントで11位、予選では11番手を獲得した。 スプリントでは9番グリッドからスタート、ひとつ順位を上げて序盤は8番手を走行し、ハースのニコ・ヒュルケンベルグおよびケビン・マグヌッセンとポジション争いをした。7周目に2台の後ろ9番手に落ち、12周目にはセルジオ・ペレス(レッドブル)、16周目にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)に抜かれて11...
2024年F1ニュース

【F1第19戦予選の要点】1アタックでポールを射止めたノリス。決勝最大の見どころはスタートにあり

 現地時間10月19日に行われた2024年F1第19戦アメリカGPの予選。Q3最初のアタックを終えた時点でランド・ノリス(マクラーレン)が暫定ポールにつけた。 同じくQ3最初のアタックにて、ノリスから0.031秒遅れの暫定2番手につけたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、「でもあのアタックでは、ターン19で少しミスをしていたんだ」と、予選後のインタビューで語っている。 ミスした上での0.0...
2024年F1ニュース

ノリスが今季6度目のPP。フェルスタッペンは復調を証明も0.031秒届かず【予選レポート/F1第19戦】

 現地時間10月19日、2024年F1第19戦アメリカGPの予選がサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)が今季6度目/自身通算7度目のポールポジションを獲得した。 2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にカルロス・サインツ(フェラーリ)が続いた。角田裕毅(RB)は11番手となった。■Q1:復帰戦のローソンが3番手 18分間のQ1は現地時間17時、...
2024年F1ニュース

【順位結果】2024年F1第19戦アメリカGP予選

 2024年F1第19戦アメリカGPの予選が行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)がポールポジションを獲得した。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。角田裕毅(RB)は11番手だった。■2024年F1第19戦アメリカGP予選 暫定結果PosNo.DriverTeamTimeLaps14L.ノリスマクラーレン1’32.3301621M...
2024年F1ニュース

フェルスタッペンがスプリントを制す。ハースがRBを上回りランキング6位に【レポート/F1第19戦】

 現地時間10月19日、2024年F1第19戦アメリカGPのスプリントが行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップチェッカーを受けた。2位にカルロス・サインツ(フェラーリ)、3位にランド・ノリス(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(RB)は11位となった。 今季6戦が行われるスプリント。4戦目となる今回もタイヤ交換義務のない19周のスプリントで争われた。タイヤ選択は全車がイエローのミデ...
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【正式結果】2024年F1第19戦アメリカGPスプリント

 2024年F1第19戦アメリカGPのスプリントが行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップでフィニッシュした。2位はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3位はランド・ノリス(マクラーレン)となっている。角田裕毅(RB)は11位だった。■2024年F1第19戦アメリカGPスプリント 暫定結果PosNo.DriverTeamTimeLaps11M.フェルスタッペンレッドブルLEADER1...
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好調ハースF1、ヒュルケンベルグがスプリント予選6番手「実は波乱万丈だった。アップデートに関する判断はこれから」

 2024年F1アメリカGPの金曜、ハースのニコ・ヒュルケンベルグはスプリント予選で6番手を獲得した。SQ2の終盤に水漏れの問題が発生し、一時はSQ3に出場できるかどうか危うい状況だったという。チームメイトのケビン・マグヌッセンは8番手と、ハースはホームグランプリの初日、2台揃ってトップ10入りを果たした。 ハースは今回、アップデートコンポーネントとして、サイドポット・インレット、フロアボディ、フ...
F1

「全然、レベチ」な近くて遠いFIA F2とF1。松下信治に聞くF1デビュー3人の印象と日本との距離感

 2024年のF1のドライバーラインアップは前年から大きな変化がなかったが、2025年に関してはすでに3名のルーキー(アンドレア・キミ・アントネッリ/メルセデス、ジャック・ドゥーハン/アルピーヌ、オリバー・ベアマン/ハース)のレギュラーデビューが決定しており、今年シーズン途中から参戦しているリアム・ローソン(RB)、フランコ・コラピント(ウイリアムズ)を加えると、5名のFIA F2経験ドライバーが...
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タイトル狙うマクラーレン、アップデート投入も苦戦。ノリスは“ショッキングなラップ”でスプリント予選4番手

 2024年F1アメリカGPの金曜、マクラーレンのランド・ノリスはスプリント予選で4番手を獲得した。タイトル争いのライバル、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は最速タイムを記録、その差は0.250秒だった。オスカー・ピアストリは、SQ1でトラックリミット違反によりタイムを取り消され、16番手に沈んでいる。 マクラーレンは今回、アップデートコンポーネントとして、フロントウイング、フロントサスペ...
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レッドブル&HRC密着:アップデートした『なで肩』カウルを採用。フェルスタッペンは「クルマは1周目から快適」と好感触

 F1第19戦アメリカGPはレッドブルのエアロダイナミクス開発にとって、2024年シーズンの大きな転換期になるグランプリとなった。 今年中盤からペースに苦しみ出したレッドブルは、ハンガリーGPでマックス・フェルスタッペンが開幕戦から使用し続けてきた『いかり肩』キャノン・デッキ型のエンジンカウルをやめ、ライバルチームが採用している『なで肩』のカウルを投入してきた。 その後、レッドブルは比較的低速のコ...
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【角田裕毅F1第19戦展望】改良版フロアを投入、成果も実感「機能してよかった」一方SQ3ではライバルとの差に驚き

 角田裕毅(RB)が今シーズン、スプリント予選で初めてトップ10に入った。今年、F1第19戦アメリカGP以前にスプリント・フォーマットが行われたのは第5戦中国GP、第6戦マイアミGP、第11戦オーストリアGPの3回あったが、中国GPは19番手で、マイアミGPは15番手。そして、オーストリアGPは14番手だった。 今回、角田がスプリント予選でSQ3へ進出できた最大の要因は、オースティンに持ち込まれた...
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