ステア・バイ・ワイヤ、2026年には量産へ。日立

1:フォーク攻撃(愛知県) [JP]:2022/11/07(月) 19:39:20.31 ID: ID:+ALFNO4z0 BE:896590257-PLT(21003)日立アステモのステア・バイ・ワイヤ、2026年の量産目指す 2022.11.07 日経クロステック 日立Astemoは2022年9月、自動車のステアリングホイールとタイヤを電気信号でつなぐステア・バイ・ワイヤのプロトタイプを開発したと発表した。ハンドルの操作負担を少なくし、ステアリングフィールを滑らかにしたのが特徴だ。冗長設計により故障時の安全性にも考慮している。ステア・バイ・ワイヤのシステム構成例 ステア・バイ・ワイヤは、通常のステアリングシステムに備わるステアリング軸がない。そのため重要になるのは反力発生機能だ。運転者がハンドルを切る際に、タイヤが路面との摩擦で戻ろうとする反力を、電気信号として受信し疑似的にステアリングに発生させる。同社はこの反力発生機能において、2021年に経営統合したショーワのステアリング技術を活用した。 路面から伝わる情報を運転者に伝える情報制御技術は、日立製作所の研究開発グループと共同開発したとしている。ステアリングを切った角度に対して車体が曲がらない状態を伝える機能を備えた。 ステア・バイ・ワイヤは、ステアリングホイールとタイヤを電気信号でつなぐため、主電源が落ちた場合、瞬間的に機能を継続しなければ運転を制御できずに事故が起きてしまう。そこで同社は、操舵(そうだ)側、転舵(てんだ)側にあるそれぞれのアクチュエーターをつなぐワイヤハーネスや電源を2重化した。併せて、操舵側のアクチュエーター内にあるステアリングの舵角を検知する舵角センサーと、転舵側のアクチュエーター内にある回路は3重化した。これらにより、万一の故障や回路欠損時にも動作を継続でき、安全性を…

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