● BMW X1 新型にEV版『iX1』が登場、コンパクトなEVクロスオーバー欧州発表

thumbnail imageBMWは、3代目となるコンパクトクロスオーバーの新型X1と、新たに追加されたEVのiX1を発表しました。欧州市場では、X1を10月発売する予定だが、iX1の発売はその後に予定されるということだ。新たに追加されたEVの「iX1」は、BMW初の「柔軟なアーキテクチャをベースに、全電気駆動システムを採用したプレミアム・コンパクト・モデル」とされている。BMWの新型EV「iX1」(xドライブ30)は、デュアルモーター・パワートレイン(前後に1基ずつの電気モーター)を搭載し、合計出力313psと最大トルク50.3kg-mを発生させる。64.7kWhのバッテリーを床下に搭載し、0-100km/h加速は5.7秒、航続距離は413~438kmとされている。最大130kWで充電でき、10~80%の充電時間は約30分という。内燃エンジンを搭載する「X1」には、3気筒と4気筒のガソリンエンジン、および4気筒のディーゼルエンジン2種類が用意される。後に、最長88kmのEV航続距離を誇るプラグイン・ハイブリッド車も発売予定となっている。エクステリアデザインは、iX1のフロントグリルを除けば、先代モデルから大幅に変わることなく正常進化していると言えるだろう。スリムなLEDヘッドライトは、おなじみのキドニーグリルを挟んで配置され、サイドは「ダイナミックにストレッチ」されて、がっしりとしたフェンダー、フラッシュ式ドアハンドル、延長されたリアスポイラーを備えている。内包するインテリアは大きく変化した。水平基調のインパネには最新の第8世代OSを搭載した10.7インチのインフォテインメント・スクリーンと10.25インチのデジタルメーターが採用されている。また、新開発のシートは長距離走行時の快適性を向上させ、社内の音響特性改善や数々の装備充実、機能の追加により、洗練性がさらに高められたとしている。ボディサイズは、…

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