● ブルガリア生まれの電動ハイパーカー「ALIENO UNUM」は規格外の新型スーパーカー

◆24個のモーターとスラスターで速度は568キロ以上ブルガリアの自動車メーカー「ALIENO」から、最高時速568キロ以上という電動ハイパーカー「UNUM」が発表されました。「ALIENO UNUM」は、2ドア・2シーターのランボルギーニやフェラーリのような重心を低く構えたスタイルで、映画「エイリアン」シリーズに登場するクイーン、映画「バットマン」シリーズに登場したバットモービルなどから着想を得たデザインで、ビデオゲームに登場するボスマシンのようなメカメカしいルックスが特異で印象的なモデルとなっている。異端なルックスはともかく、最大の特徴となるのは、モーターとスラスターを使った「電気と空気を使った制御システム（The Rocket Successor）」です。全4種類のモデルが用意されるのだが、フラッグシップに位置づけられる最高クラスの仕様では各タイヤに6個、計24個のモーターを装備する。さらにエクステリアの各所には空気を送り出すスラスターが装備される。「ALIENO ロケットコールドエアースラスター」という加圧されたガスの膨張を利用して推力を発生させるロケットエンジンの一種ということで、このスラスターの推力方向を変えることで、強い加速やブレーキング、高速旋回時などに役立つ装置が実装されています。最大24個のモーターとスラスターが同時に稼働することによって、最高時速は363マイル（約568キロ）をマークするという。なお、UNUMに関する説明によると発表されたモデル以外に、「ストリート」、「トラック」、「レース」、という3種類のトラフィックモードに対応するモデルが発表されています。しかし、現段階で実車は存在しておらず、実現できるかは未知数となっている。ただ、同社のプレスリリースでは設計などの準備は完了しており、2024年から2027年にはロードアウトできるとして予約注文を受け…

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