● ヒョンデ、680馬力の斬新スタイルな燃料電池スポーツ車を提案…ヴィラデステ2023

thumbnail imageヒョンデ(Hyundai Motor)は、イタリアで開催中の「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ2023」に、高性能な「N」ブランドのコンセプトEV『Nビジョン74』(Hyundai N Vision 74)を出展しました。◆モチーフは1974年にヒョンデが発表した「ポニークーペ」「Nビジョン74」は、1974年にヒョンデが発表したコンセプトカー『ポニークーペ』にインスピレーションを得てデザインされた車両という。ジョルジェット・ジウジアーロがデザインしたポニークーペは、ダイナミックなプロポーションやユニークなBピラーが特長だった。  過去の日本では、同氏がデザインに関与したいすゞ自動車の「ピアッツァ」を想起される方がいらっしゃるかもしれない。ポニークーペのフロントには、4つのヘッドライトが装着されていた。Aピラーは強めの傾斜で寝かされ、ハイデッキのリアは、垂直に切り落とされた。同じく、ジウジアーロがデザインを手がけたデロリアン『DMC-12』とポニークーペの間には、デザイン上の共通点も見て取れる。その後、ポニークーペは、ヒョンデの最初の量産スポーツカーを示唆したプロトタイプに発展した。最終的には量産化されなかったが、大胆なデザインのポニークーペが、市販EVの『アイオニック5』など、ヒョンデに与えた影響は大きいとされている。◆Bピラーなどにポニークーペの特徴を受け継ぐNビジョン74は、1974年のポニークーペから、ボディラインやダイナミックなプロポーション、ユニークなBピラーを受け継いだ。「Nビジョン74」のボディサイズは、全長4952mm、全幅1995mm、全高1331mm、ホイールベース2905mm。フロントには、未来的なパラメトリックピクセルライトが採用された。フェンダーはフレアしており、とくにリアの膨らみが大きい。リアには、大型ウイングが装着さ…

このサイトの記事を見る

タイトルとURLをコピーしました