● LEXUS「ROV」、エアレスタイヤは北米で市販化されているミシュラン製を装着

『ROV』とはRecreational Off highway Vehicleの略称で、悪路走破性を備えた乗り物として海外では注目されているRVモデル。今回のレクサスブランドモデルは、一見するとコンパクトなバギー車のように見えるが、1.0リットル直列3気筒エンジンに、圧縮気体水素を燃料とすることで、カーボンニュートラルを目指し、同時に多様なライフスタイルを提案する。特徴となるのはミシュラン製のX TWEELを装着。いわゆるエアレスタイヤとなり、タイヤとホイールが一体化されているのが特徴です。ラフロードで発生するパンクの可能性を排除し、パンクに伴う交換、タイヤの破棄などの環境負荷にも配慮しているという。また、パンクレスのオフロードタイヤとして、トレッド面が減ってきた場合にはリトレッドで新しいトレッド面を貼り替えることで再使用できるのも特徴ということだ。ワンオフで製作された“ROV CONCEPT 2”は、ヤマハのYXZ1000R SSをベースにしたもので、ボディカラーはIron Oxide（アイアンオキサイド）「レゴリスカラー」で仕立てられている。何よりもカーボンニュートラルを目指した1台で、前述の水素エンジンを搭載し、タイヤにはミシュランのエアレスタイヤを採用しているのもポイントです。気になる走りは、スモールボディとは思えないほど強靭だという。荒野やブッシュが生い茂る林の中などで、雄大な自然とのふれあいを楽しめる乗り物で、悪路走破性に優れており、多様なライフスタイル・アウトドアシーンを楽しむ相棒として、是非とも市販化して欲しい存在なのだ。将来的には、広大な敷地に移動式水素充填ステーション、ROVコース、遊びのエンジョイエリアなどをまとめて設定し、免許が無い人でも気軽にアドベンチャーな体験ができるような、充填・車両・場所などを提供する施設も創造しているそうだ。 &n…

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