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● 新型ミニ・クロスオーバー、全長4433mmに大型化、デザイン刷新で室内広々、BEVも導入

thumbnail image◆サイズアップしたミニ最大のモデルMINIは、ドイツ・ミュンヘンで開幕した国際モーターショー「IAAモビリティ2023」において、新型カントリーマンの実車を公開しました。日本では「クロスオーバー」として知られるモデルの第3世代にあたるものです。新型カントリーマンはBMW X1と兄弟車ということもあり、ボディサイズは全長4433mm、全幅1843mm、全高1656mm、ホイールベース2692mmと、現行型より大型化している。ミニのラインナップとしては最大モデルとなり、2024年初頭に欧州市場での発売を予定しています。MINIのステファニー・ブルストCEOは「このセグメントにミニはいなかった」と報道陣に語り、サイズアップが市場でのポジショニングに与える影響を強く主張していました。同時に発表された新型クーパーが既存顧客の維持を目的としているのに対し、カントリーマンは「新しい顧客を獲得することになる」とブルストCEOは見込んでいるそうです。エクステリアデザインは明確に進化しており、八角形のフロントグリルや新形状のヘッドライト/テールライトなど、新型クーパーにも見られる特徴を備えており、Cピラーの処理も見直されました。インテリアはクーパーと同様にミニマルで、ダッシュボードには円形ディスプレイが配置されている。全長が長くなったことでセンターコンソール(大型カップホルダー付き)が拡大され、後部座席のレッグルームも130mm拡大、背もたれは個別に調整できるようになった。ラゲッジスペースは460Lで、最大1450Lに拡張可能。EVモデルでは充電ケーブルを収納するための床下収納スペースも用意されている。◆ガソリン、ディーゼル、BEVで展開パワートレインとしては現在、大きく分けてバッテリーEVと内燃エンジンの2種類が導入される予定という。まず、シングルモーター後輪駆動のカントリーマン・エレクトリ…

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